「ヒモザイル」休載 → 東村アキコ「皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできないと判断」

2015 10 22 1029

「モーニング・ツー」で連載中の、東村アキコ「ヒモザイル」の休載が発表されました。アシスタントをヒモとして育成する、という内容だったのですが、連載開始当時からネットでも大きな反響を巻き起こしていました。現実を描くものなので「皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできない」という判断のもと、休載に至ったということです。月刊「モーニング・ツー」12号『ヒモザイル』休載についてのお詫びが出ています。

この作品につきまして、SNS等で様々なご感想をいただきました。東村アキコ氏からは、しばらく時間をかけて内容を吟味し、発表できるかたちになってから再開したいとの申し入れがありました。モーニング編集部としましても著者の考えを尊重し、今号は休載といたします。

面白いと思う人たちがいる反面、どうなのか、という人たちの意見もネットでは多く見られ、いわゆる炎上の状態になっていました。第1話がネットで読めたのですが、今は削除されています。

「お休みさせていただきながら、今後について考えたいと思います」ということで、すぐに連載再開となるのか、それともこのまま休載状態のままになってしまうのかは分かりません。

ぼくも読みましたが、人間関係や仕事場の雰囲気、環境もあるのだと思いますが、そうした前提を抜きにしてみると、ブラックな職場のきつい上司の横暴という風に読めました。これが一昔前だったら、ここまで問題になることもなかったのかもしれませんが。

再開するのかしないのか。読者の反響に向き合い、どんな作品になるのでしょうか。