漫画家・臼井儀人氏が亡くなり遺稿で2010年3月号まで連載が続いた「クレヨンしんちゃん」ですが、アシスタントらによる「臼井儀人&UYスタジオ」というチームによる「新クレヨンしんちゃん」が始まります。
クレヨンしんちゃん、元スタッフで再登場という記事になっています。
1990年から続いた人気連載だっただけに終了を惜しむ声が多く、同社は新シリーズを検討。臼井さんを長年支えてきたアシスタントらで「臼井儀人&UYスタジオ」というチームを新たに結成、しんちゃんの再登場に向けて準備を進めてきた。
8月5日発売の月刊誌「まんがタウン」から再登場するそうです。
「臼井先生の世界観、スピリットは継承できたと思う。完成度の高い作品を読者に届けることができて、きっと先生も喜んでいるはずです」と編集長はコメントしています。
作者が亡くなっても例えば「サザエさん」のようにアニメが継続しているケースはありますが、原作も連載が継続しているのはどのくらいあるのでしょうね。
最近だと、たかもちげんの「警察署長」がアシスタントのやぶうちゆうきに引き継がれたのを思い出します(詳しくは警察署長 (漫画) – Wikipediaで)。
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コミックスは1巻から新たに発売され、現在放送中の枠(テレビ朝日系 金 後7:30)でアニメ化もされるが、テレビや映画では従来のタイトル『クレヨンしんちゃん』を継続する。
臼井さんは昨年9月、群馬・長野県境の荒船山で遺体で発見。遺稿が見つかったため連載は臼井さんの死後も続いたが、今年3月号で終了した。
双葉社では「昨年11月ごろから、連載を再開してほしいという声が電話や手紙で多数寄せられるようになりました。電話口で泣いている女性もいた。ファンの方々の熱意に動かされました」と語る。
連載は今年20周年、アニメの放映は来年20年目へ突入。劇場版も2012年春に20作目を迎え、アニメ・TV・映画連動の「クレヨンしんちゃん20周年プロジェクト」が始動する。