知人がFacebookで「ヤバいマンガを見つけた」的なことをコメントしながらシェアしていた「パペラキュウ」を一気読みしました。本当に一気読みです。数時間かかりましたが(現時点で全64話あります)。多少のネタバレを含みつつ、ご紹介します。
「パペラキュウ」とは?
読み始めた時は、その主人公の一人の奇っ怪な姿から、ギャグマンガだと思っていたのです。いや、どう考えても頭から蟹のハサミと脚が生えているのは、真剣には見えないですよね。しかし‥‥これが超シリアスな展開となっていきます。
「パペラキュウ」には真性と仮性がおり、真性は一般人に「パペラキュウ」という伝染病を感染されることができます。一般人が感染すると、仮性「パペラキュウ」となるわけです。さらにいうと、真性「パペラキュウ」の血液を投与すると、頭が爆発します。
この頭が爆発するというのが「パペラキュウ」が生まれた理由で、物語はどんどん流転しながら、その秘密に迫っていくという展開になっていますが、今後はどうなるのか予想がつきません。
戦時中の因縁と、第1部では小学生だったマモル、そして大きくなり記憶喪失になった「パペラキュウ」のサチオが次々に絡み合い、物語はぐんぐん進みます(現在は第3部)。なぜ、マモルは殺人を犯してまでサチオを守るのか!?
最近だとイブニングで連載中の「ゲレクシス」のわけの分からなさが好きなのですが「パペラキュウ」もそれに通じるものがあると思います。
謎のタイトル、謎の風貌‥‥似ている‥‥。
「パペラキュウ」は2011年からウェブで無料公開され、月刊連載されているマンガなのですが、作者は「バクネヤング」の松永豊和氏でした。
月刊連載の5年分を数時間で読んでしまったので、次の更新が待ち遠しくて仕方ありません!!!
>>パペラキュウ