「スバル360」の富士重、軽自動車から撤退というニュースがありました。2月29日で、スバルの軽自動車の生産が終了するそうです。
富士重は1958年、国産初の本格的な軽乗用車「スバル360」を量産するなど、長く軽自動車が事業の柱だった。29日まで生産を続ける軽商用車「サンバー」は、61年の発売から約50年にわたり累計約370万台を生産してきた。
ステラやプレオは街でもときどき見かけましたが、スバルの軽自動車は終了してしまうのですねぇ。
追記:OEM販売は継続するそうです。
スバルといえば「スバル360」を思い出すように(実際には乗ったことはないですが)、軽自動車のイメージは強かったですね。
「VIVIO」もいいクルマでしたよねぇ。ちなみに660ccの排気量をローマ数字で表記して「VIVIO」だったんですよね。ラリー参戦したりね。
国際的に競争が激化する中、富士重は2008年、水平対向エンジンや四輪駆動など独自性の高い技術を持つ乗用車に経営資源を集め、軽自動車生産から撤退することを決めた。
軽自動車からの撤退自体は、2008年から決まっていたことなのですね。軽自動車に人気は集まっていますが、残念ながらスバルは撤退です。
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富士重工業は29日、自動車メーカーとしての礎を築いた軽自動車の歴史に幕を下ろす。薄利多売事業に見切りをつけ、付加価値の高い小・中型車に経営資源を集中させる。だが軽自動車で培った「小さく、丈夫で、しかも安い」ものづくりは、コスト競争の激しい自動車業界には欠かせない。