バンフの観光名所の一つになっているといっても過言ではないホテル、それが「ザ フェアモント バンフ スプリングス」です。フェアモント系列ということで、レイク・ルイーズの「ザ フェアモント シャトー レイクルイーズ」と並ぶ、カナディアンロッキーを代表するホテルです。山を背に目の前にはボウ川、森林に囲まれ、まるで森の中の古城です。
バンフを旅する観光客が、一度は宿泊してみたいホテルの一つが「ザ フェアモント バンフ スプリングス」でしょう。荘厳な雰囲気、上質のホスピタリティ、客室からの景色も絶景です。遠くから眺めるだけでも絵になるホテルです。
「ザ フェアモント バンフ スプリングス」ホテル外観
誰もが「ザ フェアモント バンフ スプリングス」を見た瞬間に「はっ! お城!」と思うのは間違いありません。1888年創業の老舗ホテルは、約130年の歴史と共にその風格をまとっています。バンフのダウンタウンから少し離れたところにあり、森に立つ姿はまさにヨーロッパの古城です。
「ザ フェアモント バンフ スプリングス」ホテル客室
今回は9階、最上階の部屋に宿泊しました。現代の基準で作ったら、きっと窓はもっと大きく、こういう部屋にはならなかっただろうな、と思うのですが、この小ぶりの窓から見える景色が素晴らしいのです。城の最上階から眺める景色は、まさに絵画です。バンフの自然の中にいることを実感させてくれます。
アメニティ類なども問題なし。問題はないと思いますが、バスではなくシャワーでした。ぼくは基本的に海外ではシャワーだけなので問題ありませんが。居心地の良い客室と広いベッドで、旅の疲れを癒しましょう。
「ザ フェアモント バンフ スプリングス」ホテル内
ホテルの外観が城ならば、もちろん中も城です。重厚なつくりの館内。ソファやテーブルなどの調度品にも歴史を感じます。どこを歩いても、まるでハリーポッターの映画にでも出てきそうな古城の雰囲気です。
「ザ フェアモント バンフ スプリングス」ホテル朝食
朝食会場で驚いたのは、日本人観光客が多かったことです。日本からカナディアンロッキー観光に訪れる際は、間違いなく定番のホテルになっているのでしょうね。年輩のカップルが多く、子育てが終わった世代が、優雅に秋のバンフを堪能している感じでした。素敵です。
「ザ フェアモント シャトー レイクルイーズ」とも少し違ったメニューに感じました。全部入りのオムレツと、カナダでは定番のドーナツが美味しかったです。
「ザ フェアモント バンフ スプリングス」オススメ
恐らくパックツアーのホテルにも指定されていると思いますので、バンフを訪れる際には、ぜひ一泊はオススメしたいホテルです。この重厚な雰囲気は、なかなか味わうことができません。古城に宿泊する、セレブ気分をぜひ。ダウンタウンもタクシーですぐの距離ですので、ホテルの食事ではなくローカルの食事を楽しみたい、という場合も問題ないでしょう。
バンフの町並み、町の距離感は「バンフ(Banff)」カナディアンロッキー観光の拠点になる街にスクランブル交差点がやってきたという記事をご覧ください。
▼Banff Hotels – Luxury Banff Hotel & Resort – The Fairmont Banff Spring
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今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州をブログ取材します。2011年夏、2014年冬に続く3度目のカナダ取材です。
過去のカナダ・アルバータ旅の記事
▼カナダ・アルバータ州・バンフのブログ旅まとめ(ロッキー山脈とスキーと犬ぞりとアルバータ牛と) #冬のカナディアンロッキー
▼【ネタフル・カナダ支局】カナダ・アルバータ州ブログ旅まとめ(恐竜と先住民とスタンピードと)