キリンビールが2021年4月20日より、3リットルペットボトルで「キリン一番搾り生ビール」「キリンサワー」を提供する2タップのサーバー「TAPPY(タッピー)」を全国展開すると発表しています。
「TAPPY」は、美味しい「一番搾り」や「サワー」を提供し、飲食店や物流における社会課題を解決する新たなサーバーだそう。
コロナ禍で外出自粛が続く中、飲食店訪問頻度や滞在時間が減少し、ビール1樽あたりの消費期間が長期化することで、鮮度の良いビールの提供が困難なケースが発生しています。
また、ビール大樽の持ち運びや、ビールサーバーの洗浄作業は、労働力不足が問題となっている外食産業にとって一定の負担にもなっています。こうした課題を解決するために考案されたのが、簡単な操作で使える「TAPPY」です。
・3Lペットボトルにより大樽に比べて1本を使い切るまでの期間が短い
・樽詰生ビールサーバーに比べて商品の取り付けやサーバー洗浄が簡易
・サーバー内のホースが短いためサーバー洗浄時にロスするビールが減る
生ビールがよく出る居酒屋だと3Lだと少なくてかえって交換が煩わしいかもしれませんが、とりあえず一杯目は生ビールがいいんだよね、というお客さんがちょこちょこという居酒屋ならいい具合かもしれませんね。
この「TAPPY」のシステム、キリンの「Tap Marché(タップ・マルシェ)」で採用されていたタップと互換性のあるものですね。キリンは3Lのペットボトルをどんどん普及させていますね。