「LAGAR」誤表記の「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」一転して2月2日に発売へ

「LAGAR」誤表記の「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」一転して2月2日に発売へ 202101

サッポロビールとファミリーマートが共同開発し、2021年1月12日より数量限定で発売する予定だったビール「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」が、商品デザインの誤表記により発売中止となっていたのですが、慎重に検討を重ねた結果、一転して2021年2月2日に発売されることが発表されました!

「LAGER」を「LAGAR」と誤表記

発売中止の決断が下されたのは、商品デザインの「LAGER」を「LAGAR」と誤表記していたことによります。

この部分です。

「LAGAR」誤表記の「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」一転して2月2日に発売へ 3

本来であれば「LAGER」と書くべきところが「LAGAR」と書かれています。「LAGAR」にはスペイン語で「ワイナリー」という意味もありました。

この誤表記により発売中止の判断が下された「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」でしたが、サッポロビールとファミリーマートで検討した結果、発売中止を中止し、改めて2021年2月1日に発売されることが発表されました。

「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」発売についてのお知らせが出ています。

本商品は、デザインの一部に誤表記があることを理由に発売中止することを1月8日にお知らせいたしましたが、その後、本商品の取扱いを心配される声や、発売を切望する声など多数のご意見が寄せられ、両社にて慎重に検討を重ねた結果、お客様のご意見を真摯に受け止め、発売中止の決定を取り消すことといたしました。

「温かいご意見を頂きましたことに御礼申し上げます」とも記されています。主にSNSでの声だったのではないかと思いますが、こうして発売されることで、大量のビールを無駄にせずに済んで本当に良かったと思います。

パッケージデザインのミスということで、法律的に何か引っかかる問題があるのではないかと思っていたのですが、そういうことでもなかったようですね。

「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」は、古くから用いられていた伝統的な製法である3回煮沸法を採用した濃醇なビールで、明治9年に日本人による初のビール工場として開業した「開拓使麦酒醸造所」で用いられていた伝統的な製法を採用したビールです。

今回の騒動で注目度も高まりましたし、スマッシュヒットを記録するビールになるのではないでしょうか!? 伝統的な製法で作られるビールの味も楽しみです!