
サントリーが2022年7月より先行販売を開始し、11月15日より家庭用小瓶が発売された、ビールの素を炭酸水で割って好きな濃さのビールを作れる「ビアボール」をコンビニで売っていたので購入してきました!
先行販売時に居酒屋で呑んだことがあったのですが、自分で作るのとはまた違います。果たして家で呑む「ビアボール」は美味しい? まずい? どうなんでしょうか!?
「ビアボール」を買ってきた
今回はローソンで見かけたので購入してきたのですが、必ずしもどんなコンビニでも売っている‥‥ものでもないような気がします。

再栓するためのキャップ付きでした。価格は750円くらいでした。

確かに再栓用のキャップがないと1瓶を呑みきらないといけないので、それはそれでプレッシャーになりますね。小瓶ですが、割って飲むとそれなりの量になるでしょうし。

「ビアボール」自体のアルコール度数は16%です。ワインや日本酒と同じくらい。なんならこのままでも呑めるくらいのアルコール度数です。

「ビアボール」の美味しい作り方は、グラスにギッシリと氷を入れ、キンキンに冷えた炭酸水を入れたところに、ビアボールをそーっと注ぐというもの。オススメの割合はビアボール1に対して炭酸水が3とのことです。
原液を入れる順番が逆ですが、基本的には「ハイボール」と似たような作り方と言えるでしょう。

栓はちょっと懐かしいタイプ?
「ビアボール」を作る

シュポッと栓を開けたところ。瞬間的に香りが立ちました。

公式の作り方とは逆に、先に「ビアボール」を入れました。すると、氷と反応したのか、けっこう泡立ちもよくモクモクと。

さらに炭酸水を入れて完成です。先に「ビアボール」から入れて泡立ってしまったので、お店で呑んだような泡薄めではなく、いわゆるビールらしい見た目となりました。

これがオマケの再栓用のキャップです。

呑みかけの「ビアボール」に蓋をしておくことができます。
「ビアボール」呑んでみた!美味しい?まずい?

初めて呑んだときはクラフトビールのような味と香りだと感じたのを覚えているのですが、今回はサントリーらしく、プレミアムモルツのような味と香りだと思いました。華やかな味わいですね。
「ビアボール」という飲み物としては、とても呑みやすくて美味しいものだと思います。グビグビいけてしまいます。
一方で、これをビールだと思って呑むと「なんか違う?」と感じてしまうかも。まずいと思うことは決してないと思いますが、ビールではないな、と感じる人は少なくないかもしれません。
なので、あくまでも「ビアボール」という、新しいアルコール飲料なのだと思って呑むのが正解だと思います。
炭酸水を自前で入れるのでビールのような炭酸感ではなく、かといって焼酎のようなアルコール感ではなく、ビールの素としての華やかさがあるので、呑みやすいウイスキーハイボールにニュアンスとしては近いでしょうか。
でもウイスキーではないので、ウイスキーが苦手な人でも呑めると思います。そんな新しいカテゴリーに「ビアボール」は位置していると思います。

美味しいと思ったのですが、しかし自宅でよく呑むかというと、ちょっと悩むところはあります。
「ビアボール」が334mlなので、炭酸水は最大で1,000mlくらいで割れます。1.3リットルくらいの「ビアボール」ができるわけですが、量とするとビール大瓶2本分くらい。
「ビアボール」が750円で炭酸水が1リットルで150円だとすると、合計して900円。ビール大瓶2本もこのくらいの価格なので、非常に絶妙な値付けだと計算して感じました。
美味しくて面白いんですけどねぇ。自分が自宅で呑むなら、もっと安いものを手にとってしまうかもしれません。
ただ、少量しかアルコールを口にしない人とか、薄いのや濃いのを好みで作りたいという人には、まさにうってつけの商品だと思います。
毎日晩酌するような人向きではなく、ゆっくり呑みながらゆったりとした時間を過ごしたいとか、気分転換をしたいという人には「ビアボール」はぴったりです。

ストレートで呑んでみたら、なかなか美味しいんですよ! ビールの原液って、こういう美味しさがあったんですねぇ(呑みすぎ注意)。
気分を変えて、ストレートで、ロックで‥‥なんていう呑み方ができるのは「ビアボール」ならではだと思います。
普段から晩酌しているような人と、そうでない人では「ビアボール」についての意見が分かれるのではないでしょうか。まだまだ出たばかりですし、賛否両論もあって然るべきですしね。これからお酒を呑む人とか、若者には流行りそうな気がします。
注意点としては、呑みきらない人は再栓キャップが必須というところですね! あと「ビアボール」のグラスを再販してくれないかなぁ!
ごちそうさま!!!!!