カップ麺やラーメンのレビューを書く時に、麺の“かたさ”について触れる時があります。その時に一瞬、戸惑うことがあるのが、麺の“かたさ”の漢字についてです。
あれ、麺って「固い」だっけ? 「硬い」だっけ? それとも「堅い」だったっけ?
麺の“かたさ”の漢字
検索すると「硬い」だということが分かりますが、その考え方まで覚えておくようにすると迷いも減るかもしれません。
多くの場合は、反対語とセットで「硬い」としていますが、例えば「麺がかたい」の「かたい」は「固い」「堅い」「硬い」のどれが正しいのでしょうか?|漢字文化資料館も同様です。
堅い ⇔ 脆い(もろい)
固い ⇔ 緩い(ゆるい)
硬い ⇔ 柔らかい(やわらかい)
麺はもろかったり、ゆるかったりするものではないので、柔らかいの反対語で「硬い」ということになります。
かたい | 同訓異義 | 漢字ペディアによると「材質が密で形が変わらない」という様子であり、軟(やわらかい)の対であると説明されています。「硬軟」とセットで覚えても良いかもしれません。
ということで、麺の“かたさ”は「硬い」でした。