タピオカドリンクのカロリーは高い?

タピオカドリンクのカロリーは高い?

タピオカドリンクは10年くらい前に一度ブームがあり、リバイバルしているのかーと思いつつ眺めていたのですが、タピオカドリンクのカロリーは思っているよりも高いらしい‥‥という話を相次いで知人から聞いたので、いったいどれほどのものなのかと検索してみました。

タピオカドリンクのカロリーは?

もともとタピオカドリンクのカロリーが高いと話題になったのは、「台湾ではタピオカドリンクが朝食」と放送 実際の台湾の朝ご飯事情はという記事だったようです。

ある調査結果によれば、タピオカミルクティーのカロリーは1杯700kcalを超える。

700kcalを超えるということなので、もしかすると800kcalだったり、900kcalだったりすることもあるのかもしれませんが、どうなのでしょうか。

タピオカドリンクに入っているタピオカはでんぷんの塊(炭水化物)ですし、なんならタピオカミルクティーなら甘いミルクティーが入っているのですから、少し考えれば「カロリーは決して低くはないんだな‥‥」ということに気付くかもしれません。

デンプンの塊で高カロリー!? タピオカは本当に太るの?では、管理栄養士が解説しています。

そもそもタピオカは、「キャッサバ芋」から取れるデンプンを丸めて作られている食品です。

乾燥状態で100gあたり355kcal、ゆでた状態では100gあたり62kcalで、食物繊維もほとんど入っておらず、ほぼ炭水化物だそうです。

ここで気になったのがミルクティーのカロリー。キリン 午後の紅茶 ミルクティーは500mlで185kcalとなります。あれ、そんなに高くないな、と思ったのですが、タピオカミルクティーとは一概には比べられませんね。

タピオカドリンクのカロリーを原材料から試算した記事もありました。【2019最新】ゴンチャや春水堂など、タピオカミルクティー有名店のカロリーが知りたい! です。意外に有名店でもウェブサイトにカロリー表示がなく、自分で試算したということです。

タピオカミルクティーの総カロリーは387kcalと、ちょっとした軽食レベルの高カロリー。

台湾では牛乳ではなく、粉状のミルク(スキムミルク)を使用していることが多いそうで、これもスキムミルクで試算されています。

700kcalとけっこう差があるなと思うのですが、元の記事は台北在住のライターさんが書いたものなので、恐らく台北での調査結果なのだと思われますが、もしくするとドリンク自体の量が違うかもしれません。

タピオカミルクティー – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlismというのもあり、これだとコップ一杯247gで116kcalということなのですが、市販のタピオカミルクティーはもう少し分量がありそうな気がします。

タピオカ8gで28kcalという試算も少ないように感じるので、仮に40gのタピオカが入っているとすると(↑の387kcalの方のタピオカドリンクも40gで試算されているため)、それだけで140kcalになりますし、牛乳などもう少し全体の分量が増えると、300kcal前後くらいにはなるのかな、という印象です。

タピオカミルクティーより天下一品のあっさりのほうがカロリーが低いというバグ→タピオカミルクティーは700kcalもないという意見も – Togetterでは「普通のタピオカミルクティなら300-400kcalにおさまる計算」「レギュラーサイズ、700mlの場合」が700kcal、といったツイートがまとめられていました。

タピオカドリンク、タピオカミルクティーを1杯飲むと、300〜400kcalくらいになるのかな、と調べていて思いました。

※ただし、入っているものや量など店によっても違うはずですので、一概に300〜400kcalとも言えないと思いますので注意してください。

追記:ゴンチャのタピオカミルクティー(ブラック ミルクティー+パール Mサイズ)は467kcalと教えて頂きました。

タピオカドリンク、タピオカミルクティーのカロリーが高いと感じるか、低いと感じるかは人それぞれだと思いますが、少なくともカロリーを気にしているダイエット中は控えた方が良いかもしれません。

ちなみに、500mlのコーラのカロリーは225kcalです。