セブンイレブン&ローソン、成人向け雑誌の販売を中止へ(2019年8月末までに)

セブンイレブン&ローソン、成人向け雑誌の販売を中止へ(2019年8月末までに)

セブンイレブンとローソンが、2019年8月末までに成人向け雑誌の販売を中止することを発表しました。女性や子ども、訪日外国人客らに配慮するというのが、その理由です。セブンとローソン、成人誌の販売中止へ 8月末までにという記事になっていました。

セブンでは2万店強のうち約1万5千店で販売しているが、8月末までに本部が販売を推奨することをやめる。加盟店で取り扱うかどうかは最終的に店のオーナーが決めるが、成人誌はほぼなくなる見通し。ローソンも沖縄で先行して中止しており、全国に広げる。

インターネットが普及し時代も変わり、雑誌そのものが売れにくくなっている時代でもありますので、コンビニの方向性としては、売上の減りつつあるものとしても成人向け雑誌は位置づけられているのではないでしょうか。

ファミリーマートはここに追従せず、成人向け雑誌の取り扱いをやめる方針はないとのことです。

女性や子ども、訪日外国人客らに配慮するという理由もあるのでしょうが、そもそも売れなくなっているという理由は大きそうで、コンビニの雑誌は売れないのではなく邪魔な存在とていう記事にもなっていました。

コンビニで販売されるプリペイドカードの売上はかなりの割合を占めるようになり、1日で100万を超える売上を出す店舗までではじめている。

要するに成人向け雑誌よりも売れる商材があり、それを展示するための什器を置くために成人向け雑誌が邪魔ということなのです。

また、最近ではAmazonのコンビニ受取りとメルカリの荷受けもあり、これらも場所を取るため、スペースが必要となっているのだとか。

単に「配慮」だけではなく、成人向け雑誌の販売中止は複合的な要因なのでしょうね。