天皇杯2回戦として開催された名古屋グランパス v.s. 奈良クラブの試合のPK戦が取り消され、やり直しが発表されました。前代未聞のPKやり直しとなるのですが、PKの何が不正とみなされたのでしょうか? どんなPKだったのでしょうか?
審判のミスでPKやり直し
史上初PK戦やり直し…名古屋-奈良クラブで不正フェイントも審判が適用誤る/天皇杯という記事になっています。
日本協会は11日、東京都内で臨時の天皇杯実施委員会を開き、2回戦の名古屋-奈良クラブ(6日、パロ瑞)でのPK戦を取り消し、1人目からのやり直しを発表した。日時や会場は未定。
天皇杯でのPKやり直しは史上初となるそうですが、そもそもPKやり直しは初めて聞いたような気がします。
不正とみなされたのは奈良クラブの4人目のPKです。「選手が蹴る直前に不正なフェイントを入れた行為があり、競技規則第14条ではキックの失敗とすべき場面」のところを主審が蹴り直しを命じ、PKに成功していました。
もしもルール通りにキックの失敗とみなされていれば、名古屋グランパスが勝利していたということです。
このミスに気づいたのは「外部の3級審判資格者」で、調査をした結果、規則の適用が間違っていたことが発覚したそうです。
名古屋を勝者とするなどの議論も起こったが、実施委の多数決でPK戦のやり直しが決まった。
ルールが正しく適用されていれば、その時点では名古屋グランパスが勝利していたわけですが、PKやり直しということです。
問題となったPKの動画
問題となったPKの動画がこちらです。
左足でトントンとステップを踏んでいるようにフェイントをした‥‥ということなのですね。
フェイントと判断したならば、やり直しでなく、キック失敗とすべきところでした。
JFLの奈良クラブがJ1の名古屋グランパスを破りジャイアントキリングとして話題になった一戦ですが、PKやり直しの行方はどうなるのでしょうか!?
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ミスとなった事案は奈良クラブの4人目。選手が蹴る直前に不正なフェイントを入れた行為があり、競技規則ではキックの失敗とすべき場面だった。しかし、主審は蹴り直しを命じ、この選手は成功。規則を正しく適用していれば名古屋が勝っていた。
▼天皇杯・名古屋-奈良クでPK戦やり直し サッカー協会「主審に明らかな適用ミス」 – 産経WEST
日本協会は今回の事案を国際サッカー評議会にも確認し、天皇杯実施委員会を開いて協議した。