トレタのでんちゃんからお声がけ頂き、浦和にオープンしたばかりの馬肉料理の大衆酒場「大衆馬肉酒場三村」に招待して頂きました。運営している大庄の方からお話を伺いながら、馬刺し、馬肉の焼肉、馬肉の寿司の他、馬肉を使った一品料理などを食べさせて頂いたのですが、馬肉からこんなにバリエーション豊富な料理が生み出されるとは!
馬肉は赤身が中心で低カロリー高タンパク。「最近は脂が多めの肉はちょっと辛くなってきたな」なんていう人にもばっちり。馬肉だからといって、何かクセがあるようなこともなく、とにかく旨いのです。もしかすると、馬肉料理ブームがくるかもしれませんね。牛、豚、鶏に並んで食べられるようになっても不思議ではありません。
「大衆馬肉酒場三村」の外観
「大衆馬肉酒場三村」は、浦和駅西口のイトーヨーカドーの前です。「庄や」があった場所というと、分かる人は分かるでしょうか。
店の外には桜鍋、馬刺、炙り桜肉といった文字が踊ります。
カロリーに関しては、牛肉の1/3、豚肉の1/2のようですね。考えようによっては、2倍、3倍食べられる‥‥それは食べ過ぎですかね!
階段を上がりましょう。
思わず「出陣!」と声を上げたくなる雰囲気の入口です。
「大衆馬肉酒場三村」の店内
「大衆馬肉酒場三村」の店内は縦にドーンと長くなっています。
赤を基調としており、浦和の街にもフィットするのではないでしょうか。
貼られたメニューを見ているだけでも、ワクワクしてきます。壺漬け‥‥ポテサラ‥‥馬刺‥‥!
大庄の方も「ここまでやる予定ではなかったんだけどな」ということをおっしゃっていたのですが、とにかく内装も凄い!
右奥に個室があるのですが、周囲に筆で絵が描かれているのです。
印刷ではありませんよ。全て直筆です。20人以上の宴会もできる広さですので、2017年に向けて勢いをつけたい方の忘年会にもオススメです。
天井もこうじゃー!
とにかく、内装のこだわりが半端ない「大衆馬肉酒場三村」です。
「大衆馬肉酒場三村」のメニュー
ドリンクメニューです。酒豪には「筋トレ!」ジョッキがオススメです。1リットルで880円。ジョッキの重さも加えると2kgにもなりますので、本当に腕力が求められる生ビールです。
他にも「最強レモンサワー」も凍ったレモンがたっぷり入ったオススメのサワーです。中身を呑みきったら、チューハイをお代わりしてもOKです。
他にもパクチーハイというメニューも気になりますが、これは後ほど。
馬肉の焼肉のメニューです。ざっと眺めると分かるんですが、馬肉だから高いということもないんですよ。1,000円前後で食べられる馬肉の焼肉メニューが中心ですので、グループでいったら色々な種類を食べるのがオススメです。
ただし、馬焼きばかり食べると、馬刺や馬肉の握り寿司、桜鍋が食べられなくなる恐れもありますのでご注意を!
こちらは馬刺と馬肉の握り寿司のメニューです。馬刺も馬肉の握り寿司も、どちらても5点盛りをいっとくと幸せだと思います。少人数だったら、お好みで。どちらも「ふたえご」という部位が美味しかったですねぇ。
とにかく馬尽くしの「大衆馬肉酒場三村」なのですが、一品料理や揚げ物も馬肉です。馬肉のフレンチタルタルや桜なめろう、馬肉の唐揚げなど「ええー、そんなに馬肉で料理ができちゃうのー?」と驚きました。
刺し、焼き、寿司も良いですが、ぜひ一品料理も食べて欲しいです。
さらには馬肉のすき焼きまで!!!
牛肉や豚肉だと焼肉専門店やしゃぶしゃぶ専門店はありますが、ここまで幅広くカバーしているのは珍しいのではないかと思います。好みの違う人たちが集まっても、これなら安心ですね。
「大衆馬肉酒場三村」で馬肉尽くし
「大衆馬肉酒場三村」で食べたり呑んだりしたものをご紹介します!
まずは乾杯の筋トレジョッキです。こうして写真を撮影するために、右手で固定しておくのも辛いほどに重いです。
馬刺の5点盛り。赤身、特上霜降り、ちょうちんバラ、ロース、ふたえご。馬刺って、こんなにバラエティ豊かな部位があるのですねぇ。驚きました。
おまけに、こうね(脂身)がついています。こうねは赤身と一緒に食べるのがオススメとのこと。
食べ方も3種類あります。甘みのある九州の醤油とにくにくの熊本流、生姜醤油の信州流、そして辛味噌と醤油の会津流です。
どの食べ方も美味しいのですが、個人的には熊本流が好きでした。甘い醤油に思い切ってにんにくたっぷりが最高です!
大根の飾りもかわいいです。
ひづめ!
馬肉の握り寿司の5点盛りです。赤身、特上霜降り、ふたえご、ロース、そして桜ネギトロ軍艦。
馬肉だけど、霜降っちゃってるねぇ。
赤身と脂がピシッとしたふたえごは、馬肉らしい部位でしょうか。
軍艦はきっと子供が喜ぶだろうな!
続いて馬肉の焼肉です。
ちょうちんバラとタンです。
馬肉焼きのつけダレも種類が豊富です。右上はオリジナルの和風オニオンソース。これも旨いし、左下のネギだれも良し。
醤油やつけダレが豊富なのが嬉しいです。
ジジジジジ。
実はほとんどの馬肉が生でも食べられらしく、軽く炙ったくらいで食べられてしまうのです。レア感がある肉が好きな人にオススメですね、馬肉!
凍ったレモンがたっぷりと入った「最強レモンサワー」を投入します。
壺カルビはロング!
馬肉ですから、ひづめの形で焼きましょう!
焼きあがったらカットしてウマウマ!
壺カルビには野菜が入っています。たまねぎ大好き。
「最強レモンサワー」の中身だけ、つまりチューハイをお代わりしたところ。レモンは凍っている上にたっぷり入っているので、チューハイだけで十分。
気になっていた馬肉のなめろう。なめろうといえば魚ですけど、果たして味は‥‥実際に食べてみてください!
日本酒も充実していて、富山の立山を頂きました。
地酒のラインナップです。新潟、東京、高知、石川、長野、福島、青森、富山、山口など、日本全国の米どころから。國權や澤乃井もあるんですね〜。
トクトクトク。
すりきりで下の皿までこぼれるほど日本酒を注いでくれて嬉しい〜。
馬肉のメンチカツ。
全ての馬肉料理が美味しかったのですが、個人的に最も衝撃的だったのが、馬肉の唐揚げでした。馬肉も唐揚げになるんですね〜。味の付いた衣でフリッターのような感じでしょうか。これならいつまでも食べ続けられると思いました。丼にしてもいい!
「大衆馬肉酒場三村」に行ったら、ぜひ一品料理で馬肉の唐揚げを食べてください!
馬肉のフレンチタルタルは赤ワインが合いましたねぇ。
肉料理の店だけあって、ワインにもこだわっているそうです。
ワインリストです。ボトルワインも2,500円からとリーズナブル。馬肉によく合うというオススメのワインもリストアップされています。アランスコットのピノノワール、確かに馬肉に合いました。
火とワインが近くなる場合は、ワインクーラーのサービスもあります。
アボカドコールスローで口の中をリフレッシュ。
馬肉のポテサラ。え、これがポテサラ!? と思いますよね。馬肉のそぼろと温玉がたっぷりで。でも、これをぐりぐりとかき混ぜて食べると得も言われぬ‥‥日本酒、お願いしまーす!
〆は桜鍋、馬肉のすき焼きです。無茶苦茶食べてますけど、馬肉がさっぱり食べやすいからなのか、スルスルと食べられてしまうんです。恐るべし、馬肉。
赤い馬肉は美しい。
野菜、野菜。
ジューと焼いて。
割り下を入れて。
照りが! いい照りが!!
けっこうなボリュームの馬肉もあったのですが、5人で瞬殺してしまいました。赤身が多めでさっぱりしていて、それが甘めのすき焼きになって、本当にウマかったんです。
すき焼き用に出てきた柚子味噌。これだけで呑める。
せっかくだから雑炊にしましょう、と大庄の方がご飯と生卵をオーダーし、じきじきに雑炊を作ってくださいました。
これがまた旨い‥‥馬の出汁が出ているのかな‥‥ウマい。いずれ〆に雑炊用のご飯やうどんが登場する日もやってくるかも!?
お店のスタッフさんオススメのきんかんモヒート。ミントですーっとして美味しい!
馬いシャルキュトリ盛り合わせ。1,000円。え、こんなメニューまであるんだ!?
最後にみんなで〆のドリンクをオーダーして終了です。が‥‥ん‥‥?
なんだか奥の方で緑が繁ってるぞ‥‥?
パクチーサワーだー!
しかし、パクチーの量が想定外すぎる!! 茂りすぎじゃない!?
パクチーを折って押し込んで!
なんとかジョッキに大量のパクチーがおさまりました。
最後のカンパーイ!
パクチーサワーはパクチー好きには超オススメ。パクチーが止まりません。
ということで、浦和に馬肉の素敵なお店が誕生しました。1号店ということで、もしかすると他の場所でも食べられるようになるかもしれませんが、今のところは浦和にしかありません。馬肉が好きという方は、浦和まで食べに来る価値があるんじゃないかと思います。とにかく馬肉尽くしできますので。
ぜひ、浦和でウマい馬を食べましょう!
ごちそうさま!!!!!
「大衆馬肉酒場三村」のアクセス
浦和駅北口から徒歩1分です!
>>馬肉酒場 三村 浦和仲町店|庄やグループ本部 大庄ホームページ
住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町1-2-9 第1タナカビル2階