定額制音楽配信サービスで購入しているのは”音楽を聴く権利”

2015 06 16 1331

「AWA」で絶賛、仕事中に音楽聴きまくりライフを送っています。感動しまくりで、なんだか素晴らしいと思い、便利すぎる‥‥定額制音楽配信サービスを使い始めたら自宅にCDショップが開店したみたいになりましたという記事を書いたところ「ちょっと待て、ちょっと待て、ネタフルさん」ということでご意見を頂いたので、ご紹介しておきます。それは、定額制音楽配信サービスを利用する上でのリスクです。

このツイートに対して、ぼくは「解約した瞬間に聴けなくなっても問題ないと思っている」「むしろこれまでに触れることができなかった音楽に触れられてありがたい」という返信をしたところ、さらに次のようなメンションを頂きました。

実際に定額制音楽配信サービスを利用されていた方の使い勝手ということで、非常に貴重です。おっしゃられる通り、定額制音楽サービスというのは、音楽を購入しているのではなく、あくまでも”音楽を聴く権利”を購入しているのであって、サービスが終了すると何も手元に残らないのですね。

お気に入りのアーティストを登録したり、プレイリストを作ったり、そうした資産がなくなってしまうリスクがあることは念頭に置いておくべきだと改めて思いました。サービス終了するとコンテンツが利用できなくなるのは、Amazon Kindleと似ていると思いました。しかし、個人的にはそれでも「サービスが終了しても困らないな」と思っているところもあります。

参考:【Kindle】購入した電子書籍はユーザのものではない → あくまでもライセンス

というのも、Kindleの場合は明らかにコンテンツ単位で課金しているのですが(感覚としてはiTunes Storeに近い)、定額制配信音楽サービスでは「ストリーミング」という行為に課金している、という感覚があらかじめあるからかな、と思います。お気に入りなどの登録はしていますが、一切、所有している感覚はありません。他のサービスに移行しても、ほぼ聴ける楽曲は変わらないのではないか、という気持ちもどこかにあります。このあたりは音楽との付き合い方、サービス利用の心構えが影響するのかな、と思いますが。

周りを見回してみると「Hulu」も同じような感覚です。あちらも月額課金の見放題。しかし、いつなくなっても困りません。

ただ、確かにプレイリストが無くなってしまうのは残念ですよね。しかし、実はここも楽観視していて、今後はもしサービス終了するような事業者があれば、プレイリスト類の書き出しが可能になり、他の事業者がそれを読み込むことがてるきようになるのでは、という気もします。

個人的には「サービス」「製品」は「いつか終わるもの」と思って使っているので、そこまで深入りしないというのもあります。いつなくなっても良いように、代替品に乗り換えられるように考えているところもあります。

とはいえ、世の多くの人がそう考えているとは限りません。ですので、ご意見を頂いたように、定額制音楽配信サービスが終了するとプレイリストなどは無くなってしまうかもしれない、と心のどこかに留めながら利用するのが良いのかな、と思った次第です。

ご意見ありがとうございました!

ネタフルでは次のような記事も書いています。

【比較】「AWA」「LINE MUSIC」参加レーベルと主要アーティストまとめ

便利すぎる‥‥定額制音楽配信サービスを使い始めたら自宅にCDショップが開店したみたいになりました

エイベックス x サイバーエージェント「AWA」定額制音楽配信サービスはやはり心地良い!仕事しながら聴くのに最高!月額1,080円ならCDを買わなくなってしまうよね‥‥

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