日本でも定額制の音楽配信サービスがメジャーになっていく一つのきっかけになるでしょうか。エイベックスとサイバーエージェントが手を組んだ「AWA」が、2015年5月27日よりスタートしました。iPhoneアプリをインストールして試しているのですが、これは心地良いですね‥‥仕事のお供に最高です。
「AWA」はどんなサービスか?
「AWA」は定額制の音楽配信サービスです。月額1,080円のプレミアムプラン、または月額360円で音楽を聴きまくることができます。定額音楽配信「AWA」スタート。90日間は無料/登録不要によると「Liteプランでは、プレイリスト視聴とラジオ視聴が可能。Premiumプランではこれらに加え、オンデマンド視聴や、プレイリストの作成/公開ができる」ということです。
とりあえずアプリをインストールすると、ユーザー登録なしですぐに利用が可能です。自動的にプレミアムプランが選択されているようで、90日間の無料利用が可能です。
エイベックスとサイバーエージェントが定額制音楽配信サービス「AWA」を開始によると、参加レーベルは以下の通りとなっています。
・株式会社KADOKAWA
・クリムゾンテクノロジー株式会社
・株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
・株式会社スペースシャワーネットワーク
・株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
・株式会社テイチクエンタテインメント
・株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
・株式会社ドリーミュージック・
・日本クラウン株式会社
・日本コロムビア株式会社
・株式会社バップ
・株式会社フォーライフ ミュージックエンタテイメント
・株式会社ポニーキャニオン
・株式会社ミュージックマイン
・ユニバーサル ミュージック合同会社
・株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
・エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
エイベックスが主導しているからといって、エイベックスだけではないので、様々な音楽を楽しむことができますよ。
「AWA」では、恐らく既存のプレイリストを聴くことが多いんではないかと思います。ポップスとかダンスとか「AWA」が用意したものもあれば、ユーザーが作成し公開されているプレイリストを聴くこともできます。
「Spotify」が日本でサービスを開始するといってなかなか開始しない中、こうして「AWA」も始まりましたし、昨日は「LINE MUSIC」も近日のスタートだとアナウンスがされましたし、日本でも定額制の音楽配信サービスが離陸しそうです。
「AWA」どう?
若い頃は大好きなアーティストのCDを全て買ってそれをヘビーローテションして‥‥みたいな感じで、本当に気に入った音楽を聴き続けるというスタイルだったのですが、ここ10年くらいはネットラジオのようなものを聴くことが増えました。radikoを聴くこともあったのですが、仕事中はトークがない方がいいんですよね。
一応、アーティストに還元したいと思い、月に1〜2枚のCDは購入するように心がけているのですが、こうして1,080円の定額制で、何百万曲という楽曲を、心地良いプレリリストで聴きまくれるとなると、本当に制作している人には申し訳ないんですけど、これでいいんじゃないかな、と思ってしまいました。
海外ではiTunes Storeの売り上げが落ちて、Appleが定額制の音楽配信に乗り出すなんていう話もありましたが「でも、音楽は買うでしょ?」と思ってはいたんです。しかし、実際に「AWA」のようなサービスを使ってみると、知らない曲には出会えるし、たまに好きなアーティストがかかって嬉しいし、なおかつ月額1,080円だったら「CDを買わずにこれでもいいよね‥‥」と思えてきてしまいました。
もちろん、本当に気に入ったり、手元に置いておきたかったりする曲は購入すると思うんですけど。そのために音楽配信サービスには提供しないというアーティストも出てくるかもしれませんが、でもそれだとそもそも「聴かれない」というリスクもあったりするのかな、なんて思ったりもするのですが。
話がそれました。
「LINE MUSIC」が登場してから比較して考えますが、定額制音楽配信サービスは間違いなく契約すると思います。「Hulu」もそうですけど、コンテンツが膨大にある上に安価な定額制サービスは、コストパフォーマンスが良く感じられるので、ついつい申し込んじゃうんですよね。
最後に一点だけ注意を。スマートフォンから使用する際に、データ通信容量は気をつけてください。1時間で150MBという報告もありますが、使用するなら自宅、仕事場といったWiFi環境がある場所がオススメです。
AWA Music
カテゴリ: ミュージック
価格: 無料