便利すぎる‥‥定額制音楽配信サービスを使い始めたら自宅にCDショップが開店したみたいになりました

「AWA」「LINE MUSIC」が始まり、月末には「Apple Music」もスタートするそうで、時代は定額制音楽配信サービスです（キリッ）。最初は「100万曲あれば作業中のBGMに困らなさそうだ」「気に入ったプレイリストをダダ流ししておこう」くらいの感覚でいたのですが、徐々に音楽の聴き方が変わってきたのを実感しています。ちょっと説明しますね。

定額制音楽配信サービスの聴き方が変わってきた

まず最初に使ってみたのが「AWA」だったということだけでなく、ビクターの有無が個人的には大きくて、それで「AWA」を使っています。あとユーザーインターフェースも「AWA」の方がしっくりくるかなぁ、と。ま、それはまた別の話ですが、最初はラジオ的に音楽を流しているだけだったんですね。

この「MOOD（ムード）」によるプレイリストというのが、けっこう気に入っていたのです。朝のまったりムード、仕事にエンジンをかけるムードなど、プレイリストの選曲が気に入ってました。もうこれがあれば十分じゃない？　と。

聴き方が変わったのは【比較】「AWA」「LINE MUSIC」参加レーベルと主要アーティストまとめという記事を書いてから。とんでもなく手間はかかったんですけど、各レコード会社、レーベルのアーティスト一覧を眺めながら、気になるアーティストが「AWA」や「LINE MUSIC」にいるか検索したのですが、凄く面倒でしたけど、結果的にこれが凄く良かったんです。

気になるアーティスト、気に入っているアーティストを見つける度に、Favourite（お気に入り）をつけていきました。「ああ、こんなアーティストもいたんだ」とか「そうそう、気になっていたんだよ」とか、好きなアーティストだからって全てを覚えているんじゃないということがよく分かりました。

そして、好きなアーティスト一覧は、自宅のCD棚みたいになりました。持っているCDもあれば、持っていないCDもありますが、気になったらすぐに聴ける。なにこれ、ヤバくない！？　100万曲以上あるので当たり前のことなんですけど、自宅がCDショップみたくなっちゃってね！？

真心ブラザーズは大好きなんですけど、知らないアルバムが2枚もありました。もう、好きとか言えない。いやー、でも定額制音楽配信サービスがあったからこそ、こうして「気になった曲をすぐに聴ける自宅がCDショップみたいになっちゃった状態」になっている訳ですよね。

アーティスト側のビジネスモデルとして、どの程度の旨味がある仕組みなのかどうか分かりませんが、リスナーからするととんでもなく素晴らしい仕組みだなぁ、と感じています。

定額制音楽配信サービスなのか、ダウンロードなのか、CDなのか？

CDを購入しなくなり、iTunesを使わなくなり、定額制音楽配信サービスを利用するようになると、半永久的にとまでは言わないものの、これが普通のこととなり、何年も利用料金を払い続けることになると思います。いずれ、音楽自体が無料になる時代がやってこないとも限りませんが、とりあえず5年間は使い続けたとします。

すると‥‥

1,000円 x 12ヶ月 x 5年 = 60,000円

ということになりますね。

過去5年で60,000円分のCDなりiTunesで購入をしていたかというと、購入していないのが濃厚です。YouTubeで済ませてしまっていた人も、こちらで良いと思うかもしれないし、YouTube自体がサブスクリプションモデルを提供するかもしれないですし。

まあでも、ネットでの音楽販売がオワコンになり、定額制の配信サービスになるというのを身をもって体験した次第ですが、これ、凄いインパクトですね。

そういえば、定額制の配信サービスといえば既に「Hulu」で映像版を体験しているのですが、接する時間が音楽は段違いなので、それだけに個人的にも受けるインパクトが大きいのかもしれません。

もちろん、参加していないアーティストは聴けないという課題はありますけど、これだけ聴きたいアーティストが含まれていれば、そんなに大きい問題でもないかな、と思ったりしました。むしろこのリストにいないと、忘れてしまいそうな。

もう、後戻りできません。

追記：定額制音楽配信サービスで購入しているのは”音楽を聴く権利”という記事を書きました。

ネタフルでは次のような記事も書いています。

▼エイベックス x サイバーエージェント「AWA」定額制音楽配信サービスはやはり心地良い！仕事しながら聴くのに最高！月額1,080円ならCDを買わなくなってしまうよね‥‥

▼「LINE MUSIC」LINEでシェアできる定額制音楽配信サービス