筋肉量少ない高齢男性は死亡率が2倍!?

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筋肉量が少ない高齢の男性は、筋肉量が多い人よりも死亡率が約2倍にあがるという調査結果が発表されました。筋肉量少ない高齢男性は死亡率2倍 免疫力低下が原因かという記事になっていました。

放射線影響研究所(広島市)で定期的に健診を受けている47~92歳の一般の男性626人の全身の筋肉量や骨量、骨密度を1994~95年にエックス線で測定した。

調査結果をまとめたのは厚生労働省の研究班で、12年間の追跡の結果、筋肉量が40歳以下の標準値の8割より多い人と少ない人の二つのグループに分けたところ、死亡率は少ない人の方が1.9倍高かったということです。

原因は「全身が衰えて免疫力や抵抗力が落ち、肺炎など呼吸器の病気になる危険性が高まる」と推測されていますが、特に呼吸器の病気になるのが2.6倍高かったそうです(ガンや脳卒中に有意な差はなし)。

まあ、筋肉はないよりあった方が良い気がします。ただ、あまり運動しすぎても身体によくないような気もしますが。何歳になっても、適度な運動が大事ということなんでしょうね。昔から言われてきたことが、筋肉量という形で目に見えたということでしょうか。

個人的には脂肪もそれなりにあった方が良いなー、なんて思っています。中年太りを推奨する訳ではありませんが、高熱で2〜3日寝込むと5kgくらい痩せますし、数年前に二泊三日で入院した際は10kg痩せました。非常時に備えて、多少は蓄えておいた方が良いとその時に実感しました。