ラッパのマークの「正露丸」で知られる大幸薬品が、蚊を避ける効果のある溶液「二酸化塩素ガス溶存液」を見つけ、特許を取得しています。デング熱対策にも?蚊を防ぐ溶液発見 正露丸の大幸薬品という記事になっていました。
ラッパのマークの胃腸薬「正露丸」で知られる大幸薬品が、蚊を避ける効果がある溶液をみつけた。蚊はマラリアやデング熱などを媒介するとされ、大幸は商品化を検討する。
デング熱で蚊に注目が集まっているところですが、タイミングに関しては「特許出願は2008年5月で、取得時期と重なったのはたまたま」と説明しています。
大幸薬品と自治医科大を特許を取得したのは「二酸化塩素ガス溶存液」で、蚊を寄せつけにくい効果が認められたということです。記事によると「蚊に刺される率が溶液を使わない場合より約8分の1、病気の発症率が7分の1まで低くなる」そうです。
「二酸化塩素ガス溶存液」は現在は除菌・消臭スプレーに使われているものだということですが、蚊の対策としては人体にスプレーするのでしょうか。それとも、周囲にシューとやっておけば良いのでしょうか。
なお、デング熱は人から人に感染することはなく、あくまでもウイルスを持った蚊に吸血されることで感染しますので、蚊の対策に注目が集まる訳ですね。しかし、感染しても発症しないことも多いようです。
デング熱に関しては、デング熱に関するQ&A|厚生労働省を一読しておくと良いでしょう。