正月に父(65歳)や妹家族と集まり、そろそろLINEで連絡を取れないと不便だといった話の流れから(写真とかも便利だといった話もあり)、長年ガラケーだった父もようやくスマートフォンに機種変更、さらにソフトバンクから「IIJmio」にMNPすることにしました。現在、Amazonで注文して届いた端末の設定から乗り換えの申し込みをしています。そのあたりの雑感をまとめておきます。
MNP先は「IIJmio(みおふぉん)」に
ソフトバンクからのMNP先は、ぼくも使っているという理由から安心感があるので「IIJmio(みおふぉん)」にしました。家族で違うキャリアになるよりは、とりあえず統一しておいた方が良いだろう、という理由です。
ただ「IIJmio(みおふぉん)」に不満はないですし、普段の使い勝手も良いので(通信速度や通信速度を自分でコントロールできるあたり)、MNP先のキャリアとしてはオススメの一つだと思います。
主に家にいることが多いので、自宅はWiFi環境があることから、データ通信容量は2GBにしました。月額1,600円です。この価格でスマートフォンを持てるというのは大きいと思います。
▼IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043
スマートフォンは「ZenFone 5」に
スマートフォンとして選んだのは「ZenFone 5」です。本音を言えば家族と同じiPhoneが良かったのですが、Apple StoreでSIMフリー版が買えなくなっていることに加え、完全にスマートフォンでイケるかも未知数だったため、自分で試してみて使い勝手の良かった「ZenFone 5」を勧めました。
▼【国内正規品】ASUSTek ZenFone5 ( SIMフリー / Android4.4.2 / 5型ワイド / microSIM / 16GB / LTE / ゴールド ) A500KL-GD16
タイミングが良かったのは「ZenFone 5」を購入すると「IIJmio(みおふぉん)」のパッケージがついてくるというキャンペーンを行っているのです(2015年1月31日まで)。そのため「IIJmio(みおふぉん)」の分、3,000円を節約することができました。
16GBモデルが28,944円で、32GBモデルが32,184円なので、ちょうど「IIJmio(みおふぉん)」を購入するつもりだった3,000円を16GBモデルにプラスして、32GBモデルを購入しました。
Amazonから「ZenFone 5」が届き、初期設定などを行った後、父に手渡しましたが、使用できるアプリを制限する簡単なユーザインターフェースの簡単モードが、やはり使いやすいようです。自分でアプリをランチャーに登録したりしているので、全般的にユーザインターフェースとしても使いやすいようですね。
「IIJmio(みおふぉん)」へのMNP手続き
MNPの手続きは「月額料金プランのお申し込み | IIJmio」というページから行います。
「ZenFone 5」と一緒に届いたパッケージには、SIMカード本体は入っていません。パッケージに書かれたエントリーコードを入力し、手続きを進めていきます。手続き自体はPCからでもiPhoneからでも大丈夫でした。
ただ、ある程度、ウェブに慣れていれば申し込み手続きもスムーズだと思いますが、PCは使うもののネットサーフィンがメインという父親世代くらいだと、自分で申し込みを完了させるのは不可能に近いかな、と感じました。ちなみに、申し込みした後に本人確認用の書類を撮影した画像を、ウェブから送信する必要があります。ここまでやるとなると、慣れていない人にはけっこうハードルは高いです。
となると、やはりビックカメラの「BIC SIMカウンター」のように、対面で手続きできる場所が必要になるのかな、と思いました。より格安SIM、つまりMVNOを広めるには、やはり対面販売が肝になると思うので、家電量販店だけでなくコンビニなどでも手続きができるようになると良いのかもしれません。
日本郵便が格安SIMに乗り出すというニュースもありましたが、そこまでやるとユーザ数も急増するでしょうね。
大手キャリアを離れることのデメリットの回避
大手キャリアを離れることで、いくつかデメリットが出てきます。よく言われるのは、次のようなものでしょうか。
・キャリアメールが使えなくなる
・キャリア間同士の通話無料がなくなる
・留守番電話が使えない
安くなる分、多少のデメリットは避けて通れないところだとも思いますが、できるだけ回避するために次のように考えています。
キャリアメールはLINEまたはGmailで
どの程度のキャリアメールの使用頻度かにもよりますが、多くの場合はLINEまたはGmailで代替できるのではないでしょうか。絶対にキャリアメールがないと困るという場合は、格安SIMへのMNPは不可能です。電話番号が分かれば、最悪、SMSでやり取りすることができますが。LINEもGmailもプッシュ通知が届きますから、キャリアメールのような使い方は可能だと思います。
キャリア間同士の無料通話はIP電話で
家族間通話も含めて、電話代を安く収めたいならばIP電話を使うのが良いと思います。代表的なところではLINEの無料通話です。ユーザも多く、インフラの代わりになるのではないでしょうか。通話品質も格段に良くなっています。
固定電話や携帯電話に電話をしたい場合は「SMARTalk」や「楽天でんわ」といったアプリを使い、電話代を節約することができます。「SMARTalk」は月額料金無料のIP電話アプリで、050番号を持つこともできます。「楽天でんわ」は090/080番号が相手に表示される、電話料金制約アプリです。
▼IP電話アプリ「SMARTalk」がバージョンアップ!SIMフリースマホ+格安SIMカードの人には必須の電話アプリかも!?
▼普段のほとんどの通話で「楽天でんわ」アプリを使うようになった理由とは?答え:信頼性とコスト
留守番電話は「SMARTalk」で
格安SIMでは留守番電話機能を提供しているサービスもあるようですが、残念ながら「IIJmio」にはありません。そこで、電話転送機能を使い「SMARTalk」の留守番電話機能を使うという方法を採用しました。最初に設定だけしてしまえば、後はそのまま使えます。
雑感まとめ
1月10日(土)の夕方に申し込み手続きをし、1月11日(日)には本人確認が完了したというメールが届いていました。MNP手続きが完了するとSIMカードが送られてくる訳ですが、いつ届くか楽しみです!
追記:1月11日(日)の21時過ぎに停波予告のメールが届き、1月12日(月)の昼前には停波しました。この分でいくと中1日でMNPが完了しそうです。
追記:【IIJmio】ウェブから申し込み手続きし停波から中1日でSIMカードが届き「みおふぉん」へのMNPが完了!休日でも手続きは迅速だった&「ZenFone 5」設定方法という記事を書きました、
今回はもともと「ZenFone 5」を購入するつもりだったので↓のキャンペーンパッケージがありがたい感じになっております。
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