「サンシャインビレッジスキー場(Sunshine Village)」そして「ノーケイスキー場(Norquay)」に続く、カナディアンロッキーのスキー場として訪れたのが「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」です。カナダで2番目の広さを誇るというゲレンデは圧巻。良い出会いもあり、人生で最も素晴らしいスキー体験になりました!
宿泊した「ザ フェアモント シャトー レイクルイーズ」からクルマで15分ほどのところに位置しているのが、カナダで2番目の広さを誇るという大きなスキー場「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」です。
ベースとなる入口のロッジです。食事や待ち合わせ場所は、このロッジになりました。
一見するとあまり広さを感じないのですが、実は奥に見える山までスキー場が広がっているのです。目の前の山の裏側までスキー場だったりします。山を越えて、また越えて、みたいな、想像を遥かに上回る広さのスキー場でした!
まずはゴンドラでガーッと上がります。
夏はグリズリーが出てくるらしく、ビューポイントに向かうためにリフトに乗っていると、足元にいたりするそうです。夏はトレッキングができる山だそうですが、目の前にグリズリーが現れたら怖いですが、リフトからだったら是非とも見てみたい!
ちなみに、冬はリンクスという大型猫がゲレンデの片隅にちょこんと座っていたりするそうですよ。
「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」は標高2,400mに位置し、他のスキー場と同様に美しい景色が広がります。
特に、正面に見えるレイク・ルイーズは絶景じゃないですか!!!
さっきまであそこにいたんだ〜と思うと更に感慨深いのですが、最も美しい氷河湖と言われる理由が分かる気がします。遠くから見ても、形状、環境が素晴らしい、これは是非とも夏にも見てみたい!
「ザ フェアモント シャトー レイクルイーズ」も湖畔のお城みたいで素敵過ぎます!
個人的には、夏に山頂にある氷河がどうなっているのか、というのが非常に気になってしまうのですよね〜。
カナダで2番目、ロッキー山脈にあるスキー場では最も大きいという「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」を滑っていると、こんな装置を見かけました。
これは人工降雪機なのだそうです。移動式の人工降雪機というのは見たことがありましたが、こういう常設のものは初めて見ました。水のホースに繋ぐと先端から霧が出て、雪になるのだそうです。
ここは南側の斜面で、シーズンインした頃はどうしても雪が解けてしまうため、こうした装置が設置されているのだそうです。
降りては上り、降りては上りを繰り返していきますが、とにかく1本が長い!
ロックガーデンなんていう、岩場もありました。この日は雪が少なくて閉鎖されていましたが、人気のスポットらしいです。
基本、閉鎖されていなければロッキー山脈のスキー場はどこを滑っても良いのだそうです。途中に木の生えた急な斜面もあったのですが、そこは「子供たちが好きでよく滑っている」場所だと聞いて驚愕しました。日本だったら間違いなく滑走禁止のような場所が子供たちの遊び場だとは‥‥。
とにかく道なき道をスキーやスノーボードで滑りたい人、滑るのが好きな人は、絶対にカナディアンロッキーに行くべきですね。
左が今回、ガイドして下さった「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」のNakamuraさんです。沖縄出身だけどスキーが大好きでカナダにいるとおっしやっていました。なんとなく英語は分かるんですけど、そこまで自信はないので、偶然にも日本人の方にガイドして頂いてありがたかったです!
何本が滑った後、とあるロッジに向かいました。ここでひと休みです。
なんと、このロッジではスターバックスコーヒーが飲めるのですねぇ。すげえなぁ、スターバックス! と感じた瞬間でした。
見慣れたロゴを見かけると、どこかホッとしてしまうという。
でも、スキーを滑りまくって暑かったのでコーラを飲みましたが!
偶然にも大越君と合流。彼はスキー初体験だったのですが、コーチとマンツーマンで、メキメキと上達していました。スノーボードも経験したことがあるけれど、スキーの方が肌に合うと言っていました。
ひと休みしたら、再びリフトに乗って上に向かいます!
どこまでも続いていそうなゲレンデ。どこから見ても本当にロッキー山脈は美しいです。この山並みとももう少しでお別れと思うと、本当に寂しかったです。
大越君もコーチとの良い出会いがあったと語っていたのですが、実はぼくもNakamuraさんからナイスなアドバイスを頂きました。
実はスキーは幼稚園くらいの頃から父親に連れていって貰っていって、滑っていた期間だけで言えば20年くらいはあったのです。ただ、完全に我流だったので、それなりに滑れても自分でも納得できない、よく分からない部分があったのですね。それがターンです。
力で曲がろうとするから、凄く足が疲れたのですが、Nakamuraさんのアドバイスはこうでした。「右にターンするのであれば左足に体重をかける、左が雪面につくくらいに肩を落として良い」と。つまり左側に体重を預ける感じになるのですが、これが具合が良いのです!
疲れを感じることなく、楽にターンができるようになりました。残り時間も少なくなっていたのですが「もっと滑っていたい!」と心から思いました。スキーを始めてから、感じたことのない衝動でした。
さらに上に行き、レイク・ルイーズを見下ろすようなロケーションになりました。曇ってきて、アルバータに来て初の雪も降ってきました。
さあ、後は下るだけです!
ナイスなアドバイスを得たぼくは、広いゲレンデを独占しながら、本当に心の底からスキーを楽しんだ気がします。
やがて下まで来ると、藤井プロとともみさんの上級者スノーボードチームに遭遇しました。
誰かここを飛ばないかなぁ、と思っていたのですが、藤井プロが軽やかに飛んでくれました!!
それでは連続写真でお楽しみ下さい!
持ってて良かった「OM-D E-M5」という感じで、うまい具合に連続写真を撮影することができました!
これでカナダ・アルバータ州・バンフでのスキーは終了しました!
ランチはロッジに戻りビュッフェスタイルで頂きました。
ガンボスープとサラダ。うっかりサラダをオーダーしたら、こんな凄い量でした。みんなでシェアして貰いました。
で、メインはやっぱり肉でしょ〜〜〜? ということで肉を食べた訳ですが、スキー場のビュッフェとは思えない肉でした。美味い!
「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」ではスキーやスノーボードだけでなく、スノーシューやゴンドラでの観光なども楽しめるそうです。何しろ大きいですから、スノーシューで歩き回ったり、ゴンドラで移動しているだけでも十分に楽しめるのでしょうね。運が良ければ、野生の動物たちにも遭遇できるし!
繰り返しになってしまいますが「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」でのスキーは本当に思い出深いものになりました。それは、あり得ないくらい大きいスキー場で思うがままに滑れた、ということと、良いアドバイスを下さったコーチに出会えた、ということです。これで、ぼくのスキー体験は200%増しくらいに楽しくなってしまったのです。
人生最高のスキー。ぼくは一生「レイク・ルイーズ・スキー場(Lake Louise)」のことを忘れません。
レイクルイーズスキー場では日本人のコーチにアドバイスをもらったのですが、それが長年の疑問を解消するような内容で、とても気持ち良く滑ることができました。感動。人生ナンバーワンのスキーでした!!
#冬のカナディアンロッキー http://t.co/HfLdI8hJTD
— コグレマサト (@kogure) 2014, 2月 10
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今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州・バンフでブログ取材しています。前回、2011年夏に続く2度目のカナダ取材です。今回の旅のブログ記事の一覧は「カナダ旅行」からご覧ください。「カナディアン・ロッキーいいね!」でも旅の様子がまとめられています。