Orkutがソースコード盗用で訴えられる

グーグル、ソースコード盗用で訴えられる――「Orkut.com」構築でというニュースあり。

この訴訟は、Googleのエンジニア、Orkut Buyukkoktenが、同社のソーシャルネットワーキングサイト「Orkut」を構築するにあたって、以前の勤務先であるAffinity Enginesからコードを盗んだとして起こされた。また、BuyukkoktenがAffinity Enginesを退職してGoogleに入社する際に、競合するソーシャルネットワークサービスを開発しないという約束を交わしていた、とも主張している。

Orkutを作ったOrkut氏は、もともとSNSの会社にいたのですか。Googleの広報担当は訴訟の事実を認めつつも、Orkutには盗用したソースコードは含まれていないと述べています。

「Googleは、(Affinityに対し)中立的な専門家に頼んで2つのプログラムのコードを比較し、Affinityの主張を評価してもらうことを何度も提案していた。だが、Affinityはこの申し出を退けた」

本当に盗用していると訴えるならば、この辺はしっかりと調査した方が良いのに、と思いますが。調査結果が出れば一目瞭然ですから。

CNET News.comに転送された訴えによると、ともにスタンフォード大学の学生であったBuyukkoktenとTyler Ziemannは、2001年に“Club Nexis”というオンラインソーシャルネットワークサイトの構想を立てたという。翌2002年、2人はAffinity Enginesを創業したが、トルコ人のBuyukkoktenは米国での就労許可を得るために、どこかの企業で雇用される必要があるとして同社を去り、Googleに入社した。

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訴状によると、オーカットのコードに関する問題の発端は、トルコ国籍を持つブユコッテン氏が、ビザの問題を解決するためにグーグル社に転職すると決めた時点にさかのぼるという。ブユコッテン氏はグーグル社の従業員になってからもインサークルの開発を続け、2002年と2003年に、自分が開発したソーシャル・ネットワーキングの技術はすべてアフィニティー・エンジンズ社に帰属すると書かれた合意書に署名した、とアフィニティー社は述べている。