【マウス実験】妊娠中の母親が空気中の超微小粒子を吸い込むと胎児の脳細胞に異常を来す

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「PM2.5」など空気中の微粒子が話題になっている昨今ですが、超微粒子、母体→胎児の脳へ マウス実験、細胞に異常もという記事がありました。マウスの実験で、なおかつ「PM0.1」という超微粒子の話です。

妊娠中の母親が空気中の超微小粒子を吸い込むと、直接胎児の脳へと運ばれ、細胞に異常をきたす――。こうした現象を東京理科大などの研究グループが世界で初めて動物実験で確認した。

マウスでの動物実験において「PM0.1」という超微粒子を妊娠中の母親が吸い込むと、それが胎児の脳に運ばれ、細胞の異常を来すことが明らかになったのだそうです。

「PM0.1」は「PM2.5」の25分の1の大きさの超微粒子で、実験では「都市屋外の7~8倍程度の濃度(1立方メートル中170マイクログラム)の微粒子が含まれるディーゼル排ガス」を使用したそうです。

生まれたマウスの脳血管に近い細胞内に超微粒子が蓄積し、血管がふさがるなどの異常が確認されています。

すぐに人間にどうこうという話ではないと思いますが、大気汚染は「PM2.5」WHOが"発がん性がある"と正式に発表という話もありました。それにしても、吸引した超微粒子が、母から子に運ばれるとは思っていませんでした。