風邪をひいた時に、人それぞれに定番の治し方のようなものがあると思います。栄養ドリンクを飲むとか、熱い風呂に入るとか。しかし、よく聞かれる治し方にも、実はNGだというものがあるようです。風邪治しの定説 熱い風呂に入る・酒を飲む・汗をかくは誤解という記事になっていました。
気温が急に下がり、風邪をひく人が急増しているが、広く“治る”といわれている対策が実は逆効果なこともある。
よく聞かれるけどNGなのは、次のような“治し方”だそうです。
・熱いお風呂に入ってガンガン温まる
・酒のアルコールでウイルスを撃退する
・大汗をかいてウイルスをやっつける
いずれもエネルギーを消耗し、風邪を治すに当たっては逆効果になってしまうようです。
汗をかいたから治るのではなく、治ったサインとして汗が出るというのが正解。体温を上げて活性化した免疫がウイルスを打ち負かし、風邪が終息に向かうと、汗をかいて体温を戻すのです。
基本は身体をゆっくりと休め、栄養をしっかりと摂り、免疫がウィルスをやっつけるのを静かに待つ、というのが良いのでしょうね。
よくアルコール消毒だ、なんて言いながら風邪気味で飲酒したりしている人も見かけますが、薬を飲んでいると「成分が強く出すぎる場合があり、危険」ということもあるそうです。
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