にわかにネットでも議論が高まってきたな、と思ったら、一気にJリーグ 2015シーズンの2ステージ制が決まったようです。数カ月前からJリーグ内で議論されているのは記事になっていましたが、もう少しサポーターとコミュニケーションを取ってから、でも良かったのではと思いますが。
2ステージ制導入正式決定!J理事「全会一致」という記事になっていました。
Jリーグは17日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、2015年シーズンにJ1の大会方式を変更して前後期の2ステージ制を導入することを決めた。
本当の実力で勝負するならもちろん年間の通算勝点で優勝を決めるべきだと思います。ぼくも最もJリーグ、プレイする選手や熱心なサポーターにとって良い方法は、それだと思います。
が、一般の人には長すぎるシーズンで興味が持てない、というのも一方にはあるのだろうなぁ、とは思っていました。自分が観戦する周囲も高齢化が進んでおり、なんとかしなくてはJリーグ自体の存続にも関わるのでは、とも思ったことがあります。
観客を増やすのには、強くなるのが最も効きます。しかし毎年、早々に優勝争いから脱落してしまうようなクラブは、観客が増えません。収入も増えないので補強もできません。悪循環です。より多くのクラブにチャンスを増やすのが、2ステージ制なのかな、と個人的には理解しています。
Jリーグでは「活性化による入場者数の回復とスポンサー料や放送権料などの収入増が狙い」としています。
ただ、恐らくコアなサポーターほど、この2ステージ制というのは受け入れがたいのではないか、と推察しますし、実際にそういう声も聞きます。
Jリーグの中野幸夫専務理事は「最低でも5年くらいはかかる」と、ある程度の期間で検証することを示唆していますが、やるからには、新たなファンが定着しリーグが発展する施策を打ち出して欲しいと説に願います。その上で、もう一度、1シーズン制に戻すのが、個人的な希望です。
変更点は次のようになっています。
ポストシーズンは、第1、第2各ステージの上位2クラブによるスーパーステージの勝者と、年間勝ち点1位クラブが年間優勝をかけたチャンピオンシップで対戦する。対象クラブが重複した場合に3位以下を繰り上げるかなどの詳細を引き続き協議する。年間勝ち点の少ない3クラブがJ2へ降格する。
スーパーステージやチャンピオンシップは、新聞やテレビでも取り上げられ盛り上がる‥‥でしょう、きっと。