スズキの「キザシ」という車種が、新しい「捜査用覆面パトカー」に採用され、各都道府県への配備が行われているそうです。わりかしクルマは好きな方なのですが「キザシ」は初耳でした‥‥。
新規導入の覆面パトカーが希少車種すぎてバレバレ? (週刊文春) – Yahoo!ニュースという記事になっていました。
「私服用セダン型無線車、つまり『覆面パトカー』の2000cc級として、キザシの2WDが713台、4WDが195台、計908台が導入されました。その台数自体が飛びぬけて多いわけではありませんが、このキザシが元々希少車で街ではほとんど見かけない。なのに警察車両になるということで、盛り上がっています」(パトカーウォッチャー・大井松田吾郎氏)
発売開始は2009年ということですが、月間平均販売台数は10台ほどで、かなりの希少車です。それが覆面パトカーになるということで「キザシ」を見たら覆面パトカーと思え的な感じになってしまいそうです。
しかも。
覆面パトカーならではの目印もあるのだとか。
「市販車には、フォグランプが標準装備されています。が、警察に入っているキザシにはフォグランプがない。もうパッと見が違うんです」(同前)
スズキのセダンも珍しいですからね。覆面パトカーの「キザシ」が走っていれば、すぐに分かってしまうかもしれません。
ちなみに、キザシ2駆の新車販売価格は約279万円。ところが官報を覗くと、落札価格は713台で7億4799万2700円。計算上、警察は1台あたり約105万円で買ったことになる。
半額以下という、超値引きの上での、覆面パトカー採用だったようです。