「全ての言語はトルコに通ず」?英語もヒンディー語もルーツは同じ、国際研究という記事がありました。様々な言語の起源が、トルコに見られるそうです。
アイスランドからインドまでの広い地域で約30億人が話すインド・ヨーロッパ語には、相互に類似性がある。そのため、発祥の地はどこか、また言語の広がり方や発達の仕方から推測される先史時代の人類について、活発な議論が交わされてきた。
正確には「全ての言語はトルコに通ず」というよりは、インド・ヨーロッパ語を分析した、ということのようでしょうか。
疫病流行の追跡用に開発されたコンピューター・モデルで言語の進化を調査したところ、インド・ヨーロッパ語の発祥地が全てトルコに行き着いたということです。
インド・ヨーロッパ語の起源について有力な説は、今から5000~6000年前の青銅器時代に、現在のウクライナに近いカスピ海(Caspian Sea)北部の草原から馬や馬車で東西へと散っていった遊牧民たちに由来するというものだ。
実際にはトルコというよりは、トルコのあたり、アナトリア半島が起源、ということになるでしょうかね。
こうしてインド、ヨーロッパあたりの地図を眺めると、トルコは中心にあることになります。