「NIFTY-Serve」のサービス提供開始から25周年を記念したイベント「NIFTY-Serve大同窓会」が開催され、シェアウェア作家によるトークショーの中で、秀丸シリーズの開発者がピーク時の売上が年1億円以上あったことを明かしたそうです。
ニュース – NIFTY-Serve大同窓会が開催、「秀丸シリーズはピーク時年1億円超えた」:ITproという記事になっていました。
トークイベントには「秀丸シリーズ」開発者である”秀まるお”こと斉藤秀夫氏、通信ソフト「AirCraft」作者の飯塚豊氏、通信ソフト「MopTerm」作者の毛塚正弘氏が参加しました。
トークショウでは当時使われていた機器やOS、通信環境の話などがポンポンと飛び出し、参加者による当時を懐かしむ声などでかなりの盛り上がりを見せていた。だが、何といってもこの日最大の盛り上がりを見せたのは、「シェアウエア送金代行システムは売り上げの何割程度を占めていたか?」という質問に対して秀丸シリーズ作者の斉藤氏が回答した場面である。
20年前のことだから、と振られて「秀丸シリーズのシェアウエア売り上げは、ピーク時には年1億円を超えていた」と語ったそうです。
凄い!
と思いますし、Windowsユーザからは「絶対に必要なソフトは秀丸」という話も度々聞くので、圧倒的な人気を誇っていたのだなぁ、と思います。
シェアウェアで稼ぎすぎて、当時に勤務していた富士通はやむなく退社したのだそうです。
そんな斉藤氏だが、今はほとんどプログラミングの仕事はしておらず(秀丸シリーズのサポートなどは続けている)、畑仕事に精を出す毎日を送っているという。
秀丸の成功で、アーリーリタイア的な生活を送られているようですね。
いやーしかし、なんとも驚きの”告白”でした。
▼秀丸マクロ ポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)