世のウナギ好きには、ちょっと聞き捨てならないニュースが。朝日新聞デジタル:米、ウナギ輸出入規制を検討 国際取引「保護が必要」 – 社会だそうです。
不漁などによる値上がりが続くウナギについて、米国が野生生物の保護を目的としたワシントン条約による国際取引の規制を検討している。
ウナギの卸価格が高騰していることは、ネタフルでもお伝えしていました。
これはウナギの稚魚である「シラスウナギ」が激減しているせいで、ピークの昭和30年代には200トン以上あった漁獲量が、近年は激減し、2011年は9.5トンだったそうです。
「シラスウナギの漁獲量を減らすしか有効な対策はない」ということで、もう保護対象のような状態になってしまっていたのですが、ここにきてワシントン条約という話が。
米国などに生息するアメリカウナギに加え、日本や中国などで食べられるニホンウナギも対象に含まれる。実現すれば、消費量の多くを輸入に頼る日本市場への影響が大きい。
国際取引の規制ということで、ウナギの輸入に頼る日本としては大打撃になるのは間違いありません。国産ウナギも、今まで以上に値段が上がるのでしょうね‥‥。
ただ、漁獲量が大幅に減っているとなれば、それは何らかの保護をしなくては、ということもあるのでしょうしね。