黒板に爪、こすりあわせる発泡スチロール‥‥不快な理由は?

オリジナル・ヘッドトリップ

あのキーキー音、ゾクッとする理由は…という記事がありました。黒板を爪でひっかいたり、発泡スチロールをこすりあわせたりする音でゾクッとするのはなぜか、という研究結果が発表されたようです。

研究チームは、黒板を爪やチョークでひっかく音を録音。録音から特定の帯域を取り除くなどして被験者に繰り返し聞かせ、不快さの程度を判定してもらった。

黒板を爪でひっかいたり、発泡スチロールをこすりあわせたりするとゾクゾクするのは「人間の耳の敏感な帯域を直撃」しているからなのだそうです。

耳の‥‥敏感な‥‥部分‥‥。ポッ。

その結果、最も強い不快感を呼びおこすのは、2000~4000ヘルツの周波数帯であることが分かった。

人によって不快だったりそうでなかったりするのは、不快に感じる周波数帯が違うから、ということなんでしょうかね。

人間の声や音楽にも含まれるが、黒板を爪でひっかく音などが集中する帯域だ。人間の耳の穴はこの帯域を増幅する構造になっているため、特に耳障りに感じるらしい。

なんなのでしょうねぇ、あのゾクゾクくる感じというのは。不快に感じる周波数帯がある、ということなんですけど。

ちなみに、ぼくは発泡スチロールをこすりあわせる音が苦手です。爪で黒板はさほどでもありません。