ブログ市長がまたまたやった!!候補者の2人を「サイテイの連中」とこき下ろしという記事より。
鹿児島県阿久根市議選(22日投開票)をめぐり、竹原信一市長(50)が自身のブログに、市議選候補者2人に絡む政務調査費問題などを報じたニュース映像につながるリンクを張りつけ、「サイテイの連中」と記述していたことが、16日までにわかった。
ブログ市長こと鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、自身のブログからYouTube動画を掲載していたサイトへのリンクを張ったことに対してテレビ局から抗議を受け、リンク削除したというニュースです。
いまいち話の概要がよく分からなかったのですが、まずブログ市長がリンクを張った日記がこちらです。
阿久根市議会の現実はこれだけ見ればだいたいわかる。
<リンク削除>南日本放送から「エピクテトスの悩み」へのリンクを削除するように要求があった。
リンクをつける事が著作権を侵害しているという見解だ。妙な感じだ。
報道の自由をうたいながら著作権を主張する事にも違和感を感じる。しかし今後の付き合いもあることだからリンクをはずす事にした。
最後に「※検索して「エピクテトスの悩み」の動画を見るような事をしないように」と書かれているのですが、これは「見るなよ、絶対に見るなよ」というフリだと思ったので、思わず検索してしまいました。
▼エピクテトスの悩み » Blog Archive » マスコミの皆様へのお願い。
そして過去にこんな議員がいました的、自戒の念を込めて下の動画もアップしておきます。
ということで、市議会議員が「領収書の偽造を認める」といった内容を伝えるテレビの動画がYouTubeにアップロードされたものが掲載されていたのでした。
※現在は著作権侵害の申し立てにより削除されています。
テレビ局にダイレクトにリンクを張ったことを「著作権侵害」としてクレームがついたのかと思いきや、あるブログのエントリーにリンクを張っただけだったのですね。
「報道目的以外の使用はあってはならない。市長に強く抗議する」とテレビ局。
いろいろと話題になるたびにブログ市長の思うつぼという感じもしますし、何より誰にも止められることなくブログで自由に自分の言葉で語ってしまっていますので、なんだかもう時代が変わってしまった感がありますね。
ネタフルでは以下のようなエントリーを書いています。
▼阿久根市長がブログで市議の不人気投票を実施中
▼ブログで市議不人気投票の阿久根市長が不信任
▼“ブログ市長”インタビュー「市民の応援とか激励メッセージとかどうでもいいんだよね」
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竹原市長は、カード200枚を作って数人に配布したことを認めた上で「誰を応援しているのかを聞かれた際、メモとして渡しているだけだ」としている。
公選法により、同市議選の期間中に各候補者が配布できる文書は通常はがき2000枚に制限されており、市選管はカードがこの規定に反する可能性があるとしている。
立候補者のうち、不信任決議案の再可決に「賛成」とするのは前職9人、新人5人の計14人。「反対」が前職1人、新人6人の計7人で、ほかの2人は態度を保留。