「奈良漬で酔った」はうそ…警官が実験で“証明”という記事より。
甲府地検は13日、飲酒運転をしたとして道交法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた男(60)の判決で、甲府地裁(渡辺康裁判官)が「奈良漬を食べたとする被告の弁解は信用できない」として同日、罰金25万円(求刑罰金30万円)を言い渡したことを明らかにした。
「縦約15センチ、横約4センチの奈良漬を1本食べた」と主張する被告に対して、警察官が実際に奈良漬けを食べてアルコールが検出されるかどうか実験したそうです。
甲府署員5人が同じ大きさぐらいの奈良漬約100グラムをそれぞれ食べたが、5人とも呼気からはアルコールが検出されなかった。
奈良漬け100gというのはけっこうな量ですよね。でもそれだけ食べても、アルコールが検出されるということはなかったということです。
奈良漬け – Wikipediaを見たら「奈良漬けを多量に食べた後に自動車を運転すると、酒気帯び運転となる場合がある」ので注意が必要としつつも、
アルコール健康医学協会によると、アルコール度数5%の奈良漬けの場合、約60切れ(約400g)もの量を食べなければ基準値に達しない
と書いてありました。100gではまだまだ、ってことですね。