サスケ容疑者逮捕、無断撮影に激高し暴行という記事より。
電車内で会社員男性(36)に無断で写真を撮影されて立腹し、蹴るなどしたとして、警視庁南千住署は20日までに、元岩手県議で覆面レスラーのザ・グレート・サスケ容疑者(39=本名・村川政徳)を、暴行の現行犯で逮捕した。
JR常磐線の車内で、携帯電話のカメラで無断で撮影されたことに腹を立てたレスラーの「ザ・グレート・サスケ」が蹴るなどの暴行を働き逮捕されました。
この様子を目撃した通行人が通りがかった警察官に「サスケがもめてるよ」と通報。駅で荷物をバッグに戻していた男性から被害の届けを受けた同署が同日午後11時58分、駅近くを歩いていた同容疑者を現行犯逮捕した。
「名前はザ・グレート・サスケだ」として、当初は本名も黙秘。県議時代もマスクをつけたままでしたが、逮捕後はマスクを脱がされたそうです。
「同署では弁護士の接見時には着用を認めるが、留置場内と取調室内、送検時には着用を認めない方針」ということです。
もちろん隠し撮りはよくないのですが、そこを見とがめて暴行というのもやはりやり過ぎですよね。なんといっても、レスラーですから力は強いです。
そして釈放されました。次のようにコメントしています。
「普段目立つ格好をしているので、今後は撮影されても仕方がない。大いに撮ってくださいと思うようになった。胸ぐらをつかんだことは事実で、プロ(の格闘家)として未熟でした」
いやいや、本当に。実はぼくも「ザ・グレート・サスケ」を見かけたことがあるんですよ。仙台駅の新幹線のホームだったかな。もろにあのマスクをしてました。
普段はマスクをつけなくてもいいんじゃないかという気もしたのですよ。やっぱり、超目立ちますからね。
弁護士からは「事件の発端は同情に値するが、あなたは格闘家だ。一般の方に手を出すのは大人が子どもに暴力をふるうようなもの。あなたが悪い」と説教もされたのだとか。
■関連記事
サスケは容疑を否認していたが、午後3時15分にマスク姿で警視庁南千住署を出てきて「被害者に直接謝り、一緒に写真を撮りたい。プロレスファンにも迷惑をかけた」と報道陣に向かって頭を下げた。
休養日だったサスケ容疑者は、南千住駅近辺に住む友人宅を訪ねるため乗車した。黒地に緑・赤・白のラインが入ったマスクをかぶり、背中にデカデカと「みちのくプロレス」とプリントされた黒いジャージーを着て車内に立っていると、着席していた被害者が携帯電話で撮影してきたため「やめろ」と注意。
「『逮捕されたことはナイショに…』って社長にお願いしたら『バカ、朝から報道されているよ』って言われて…。同じ事務所に所属していた三浦さんを思い出しました」
さすがにこの日ばかりは社長の車で帰るのかと思いきや、マスク姿で東京メトロ銀座線に乗り込み“電車でGO”。周囲の熱い視線(!?)を集めながらも、にこやかな表情でつり革を握っていた。
取り調べに「オレはザ・グレート・サスケだ」と名乗ったほかは、住所や本名、犯行の経緯など、すべて黙秘。留置場に入れられる際も「(自分の)マスクは裁判でも認められている」と、マスクを脱がされることに激しく抵抗したという。