「WindowsアプリをMacでそのまま実行可能」の日は近い?というエントリーより。
[LinuxやUNIX上でWindowsAPIを動作させるプログラム]『Wine』の開発者であるSteven Edwards氏が、Windowsアプリケーションで使われるファイルタイプの1つである『Portable Executable』(PE)のローダー(プログラムをメインメモリに転送するプログラム)が、『Leopard』に含まれていることを発見して以来、このような疑問や噂が飛び交っている。
「Wine」の開発者であるSteven Edwards氏が↑のような機能が「Mac OS X 10.5 “Leopard”」に含まれていることを発見したことです。
そのことから、デュアルブートや仮想環境なしにMac OS XでWindowsアプリケーションを実行できる日が来るのか? という噂になっているということです。
さらなる調査によって、LeopardでWindowsバイナリを開こうとすると、実際にWindows DLLファイルが検索されることが明らかになった。
「このコードは、失敗したか中止されたプロジェクトの残り物に過ぎないのかもしれない」としつつも、Appleがそのようなコードを「Mac OS X 10.5 “Leopard”」に含まれている訳ですからね。
BootcampやParallelsといった仮想環境により、WindowsアプリケーションをMac上で動作させることが可能になりました。
AppleはParallelsを買収してもおかしくないと思っていたのですが、それだと結局、ユーザはWindows OSは必要になります。
Appleが本当に目指しているのは、Mac OS X上でそのままWindowsアプリケーションを動作させることなのでしょう(「Wine」をベースとした「CrossOver Mac」がありますが)。
最近ではMac OS XでInternet Explorerを動かす「ies4osx」というのもありました。
▼Parallels Desktop 3.0 For Mac