「Macを取るか、仕事を取るか」ネットでの就職活動に思わぬ障壁という記事より。
これは、ビジネスの世界がWindowsベースのコンピュータに支配されているというだけではなく、文字通りMacユーザーが応募さえできない大企業が数多く存在するということだ。
そんなにMacにこだわらなくても、Windowsも使えた方がいいじゃない、その方がWindowsの良さも知れるし、改めてMacの良さが分かるから、なんてことをタイトルを読んだ時に思ったのですが、そんな簡単な話でもないようですね。
たとえば、American Expressでは就職希望者に対し、「現在、本システムはMac環境をサポートしていません。自宅にも職場にもPCがない場合は、お近くの公立図書館、インターネットカフェ、あるいは『Work Force Center』からインターネットにアクセスしてください」との警告が最初に表示される。
なんと! Macから応募できないんですか。それは困りますね‥‥。
応募を管理するBrassRingでは「クライアントの要求がないためMacはサポートしていない」んだそう。このBrassRingを利用している企業が多いため、Macから申し込みができないという事態に陥っているようですね。
しかし、こうした記事が出ることで事態が改善されるかも。「だが、われわれは(Macの)需要が徐々に高まっていることを認識している。そこで、12月に投入するBrassRing Enterprise 8をFirefoxに対応させ、Macユーザーをサポートすることにしている」とも語っていますが、いやいやSafariをサポートしてくださいよ、という気分です。