オシム監督、サッカー日本代表への警鐘

オシム監督 代表の未来に警鐘という記事より。

まずは足元を見つめ直すことから。日本協会、千葉との3者会談から一夜明けたこの日、オシム監督はまるで代表指揮官に正式就任したかのように一気に持論を展開した。

サッカー日本代表監督への就任がほぼ決定的になったオシム監督が、日本サッカー、ジーコ監督への苦言を呈したという記事です。

「日本人は自分たちがトップの仲間だと勘違いしている。できるサッカーと、やろうとしているサッカーのギャップがありすぎる」

ジーコの目指すサッカーは素晴らしいけれど、ジーコはピッチに立つことができない、というようなオシム節も目にしましたが、確かにそういうことだったと思います。

さらに「日本人特有のいいものがあり、日本の道を見つけることが大切だ。日本人の特徴を生かせるメンバーを集めてやるべき」として、勤勉さとスピード、アジリティー(敏しょう性)を活かした日本代表を作り上げていくのではないかと思います。

五輪代表にも目を光らせて貰い、一から日本代表を育成して欲しいですね。田中達也も復活しつつありますが、オシム監督の好きな考えて動ける選手の一人だと思いますので、2010年が楽しみです。

一方、評判が急降下している川淵キャプテンはどうなるのでしょうか。オシム監督が相談役として代表に入閣して欲しいとジェフの社長に相談したところ、川淵キャプテンとは仕事をしたくないと断られたとかなんとか。

ジーコ路線を継承してオシムを連れてきた、というかもしませんが、ジーコとオシムのサッカーは違うものですからね。本を読んで感銘を受けたというのも、いかがなものかと個人的には思います。

U—21代表コーチに井原氏就任もという記事も。

オシム監督が総監督を務めるU—21代表のコーチとして、元日本代表DFの井原正巳氏(38)がリストアップされていることが2日、分かった。

反町氏、小野剛氏に加え、井原氏の名前も挙っているということです。冷静に戦局を分析できるメンバーが揃っている感じでしょうか。楽しみです。

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える

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