浦和2点差追いつきドロー/アジアCLという記事より。
浦和が試合開始直後に先制パンチを浴びた。開始55秒、MF鈴木のクリアミスを拾ったDFミリガンのスルーパスからMFカーニーに先制点を奪われた。前半23分にはDF坪井のファウルでPKも献上。MFターレイに決められ、突き放された。
試合は見られなかったのですが、いきなり先制されて、さらに早い段階で0-2にされてしまっていたのですね。
幸いなことにほとんど時差はないものの、長時間のフライトが必要なアウェイであり、さらに気候の違いもありますから、ベストコンディションではなかったでしょう。
0-2から集中力を持続させて戦い続けるのはそうしたコンディションの面もあってなかなか難しかったのではないかと思いますが、ここから見せて地力はさすがでした。
しかし同30分にはMFポンテがミドル弾を決めて反撃。左ひざを痛めて退場したDFネネに代わり、同38分にMF長谷部が入ると厚みの増した攻撃を展開。前半を1-2で折り返した。
そして後半10分にこぼれ球を永井が押し込んで同点に。結果は2-2でドローですが、試合展開やアウェイであることを考えれば、勝ち点1を持ち帰れたことは良かったのではないかと思います。
今度はホームでシドニーFCと戦える訳ですからね。
逆にシドニーFCにしてみれば、0-2からドローにされた精神的なショックが大きいのではないでしょうか。
「あの得点はラッキーという感じ。ポンテが(前半30分に)ゴールしたあたりから相手も疲れがみえていた。最後は自分たちのリズムでサッカーができた」
という永井のコメントが紹介されていますが、ここまで今季公式戦出場5試合で4得点目と、本当に永井は調子が良いです。
本人によるとシューズの中敷きを変更したことが良い結果をもたらしているようですが、ワシントンと並んで、浦和の「9」らしいプレーを見せてくれていると思います。
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