Apple、開発者にvisionOSアプリをAR/VR/MR/XRなどの用語を使って紹介しないことをガイドラインに盛り込む → 空間コンピューティング

Appleは既存のAR/VR/MR/XRといった用語と一線を画したいようです。

9to5Macによれば、Appleが開発者に、visionOSアプリをAR/VR/MR/XRなどの用語を使って紹介しないようガイドラインに盛り込んでいるのだとか。Apple: Developers shouldn't refer to visionOS apps as AR or VRという記事です。

Interestingly, new guidelines from Apple ask developers not to refer to their new apps with terms like “AR” and “VR.”

Appleは「空間コンピューティング」と呼びたい

Apple Vision Pro」により、Appleの新しい「空間コンピューティング」の時代が幕開けする‥‥ということにしたいのだと思います。空間コンピューティングの新時代。

確かにARだとVRだと説明していれば、既存のヘッドマウントディスプレイとどう違うのかということは説明しにくくなりますし、新規性も表現しにくいでしょう。

Apple Developerのウェブサイトには「Apple Vision Pro」アプリをApp Storeで公開するための要件などが説明されています。

そこで、Appleは開発者に対して、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、XR(拡張現実)、MR(複合現実)などの用語を使って、visionOSアプリを紹介しないよう求めているということです。

ここですね。

Spatial computing: Refer to your app as a spatial computing app. Don’t describe your app experience as augmented reality (AR), virtual reality (VR), extended reality (XR), or mixed reality (MR).

アプリは「空間コンピューティングアプリ」と呼び、アプリ体験を拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、拡張現実(XR)、複合現実(MR)などと表現しないでください‥‥と記されています。

全て「空間コンピューティング」で表現できるのでしょうかね。