AppleInsiderが、Apple製品としては珍しく「Apple Vision Pro」はレビュアーに2回の体験会を実施すると伝えています。Apple won't send reviewers a Vision Pro without briefingsという記事です。
Unsurprisingly, Apple has a plan for just how to make sure technology reviewers learn about Apple Vision Pro, but there’s now a schedule too.
これはBloombergのニュースレター「Power On」のMark Gurman記者がXにポストしたものです。
Apple’s carefully orchestrated Vision Pro reviews plan: a hands-on “experience” with chosen reviewers on Jan 16, a follow up meeting to go over the device again on Jan 23, device then shipped to reviewers. Reviews published at the end of the month. Nothing left to chance.
— Mark Gurman (@markgurman) January 9, 2024
Appleが慎重に調整した「Vision Pro」のレビュー計画として、2024年1月16日に選ばれたレビュアーによる体験会を実施し、1月23日にデバイスを再度確認するためのフォローアップミーティングを開催するというもの。その後、レビュアーにデバイスが発送されるというもの。
もちろんAppleがレビュー内容をコントロールすることはできませんが、間違った方法で使用されたり、機能を見落とされるといったことは防ぐことができるようになります。
“空間コンピューティング”という、これまでになかったカテゴリーの製品のため、それをいかにうまく伝えるかということに関して、Appleは最大限のケアをしているということなのでしょう。
AppleInsiderは、Appleがレンズがレビュアーに合っているか確認できるとし、これは矯正レンズなどで調整する必要性が潜在的にあると分析しています。
Apple、開発者向けのガイドラインに、visionOSアプリをAR/VR/MR/XRなどの用語を使って紹介しないといったことを盛り込んだり、かなり注意深くマーケティングを進めています。
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