乗り遅れたと感じている人が1時間でChatGPTの概要を学べる「ChatGPT快速仕事術」 #提供

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AIのChatGPTが話題をかっさらったのはいいですが、毎日情報がアップデートして錯綜する(しているように見える)ので、本腰入れて試すのは少し先でいいか‥‥と思っていたら数ヶ月が経ってしまいました。

ウェブで検索すればChatGPTに関する最新情報は得られるのでしょうけど、どうも金の匂いが強いものもあったりして、もう少し穏やかにまとまった情報を読みたい‥‥そんなときは、やっぱり書籍ですよ。

ということで、インプレスから2023年7月19日に出版された「ChatGPT快速仕事術」を献本して頂いたのでご紹介します。

「ChatGPT快速仕事術」で時短せよ

著者のいしたにさん、田口さんは知り合いですし、奥付を見ると編集部の方も知り合いばかりで(自分の書籍を担当して頂いた方など)、知り合いオールスターズによって作られたような本でした。

しかし、こんなに早くChatGPTの書籍が出てくるなんて、どんなスピード感なんですか。もしかしてもうThreadsの本も書いてないですかね?

それはさておき、ぼくのように、

・ChatGPTは知ってるけどなんとなく流してしまっている

・そろそろ仕事に活用したいがなんとなく戸惑いがある

という人には、うってつけの書籍だと思います。まさにChatGPTの入門編ですし、具体的なワザ(仕事に活用できそうなもの)も掲載しているので、最初の1冊としてオススメです。

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例えば、ChatGPTが話題になった初期に「あなたは◯◯の専門家です」と覚え込ませると良いなんていうテクニックがありましたよね。そういうのもちゃんと掲載されています。

個人的に初期に試していたのはこれなんですよ。

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ブログの記事のタイトルをChatGPTに提案させるという方法です。一気に50案とか出してくれるので、自分でゼロから頭をひねるより検討しやすいこともありました。

ただ、ChatGPTが取得している情報が最新のものではなかったため、ブログで取り扱うことの多い“最近のニュース/モノ”には、すぐに適用できないかな、と感じることもありました。

ただ、やっぱり自分が想定していることの範囲外から提案してくれるのは、とても良かったですね。

全くChatGPTは使いこなせていないのですが、これはあるなと思ったのは、自分が苦手な部分のサポート。さっきのタイトルを考えるというのと並んで苦手なのが、ビジネス文書の作成。

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感謝とか謝罪とか、普段はあまり書く機会のない文書を書くのは難しいのです。以前なら例文サイトを調べるのでしょうが、ChatGPTはそういうのは強いですね。

ただ、AIを使いこなす上で難しいこと、課題はここでしょう。

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初期にChatGPTを試したときは、最もらしく平気で嘘を回答してきました。そういう意味ではなんでもこじつけて回答してくることがあるのですが、その真贋を見極める能力も必要だと思います。全く知識のない分野でChatGPTを使うのは、リスクがあるでしょうね。

その他に、翻訳やExcelとの連携など、仕事に活用できそうなワザも掲載されています。読んで終わらずに、次のステップへと続いていく部分です。

何より、書籍の体裁がとてもよくて、本当にスラスラと読めるんです。個人的な感覚でいうと、目が滑らない感じ。パラパラとめくっていっても、要点を掴みつつ読むことができます。1時間あれば、全体の概要を掴むことも可能でしょう。

ということで、これからChatGPTに入門したい人にはオススメの書籍だと思います。書籍としてまとまった形が大好きな人はぜひ!