「かつやの海苔弁」大量の揚げ物で規格外だけど海苔とご飯も存在感あって“のり弁”のアイデンティティーもしっかり保っていると思いました

とんかつ専門店「かつや」が、2023年5月10日より50万食限定で販売開始した「かつやの海苔弁」を食べてみました。ふだんは新商品は店舗で食べていますが、弁当メニューなのでテイクアウトしてみました。

分かってたはいたことですが‥‥ハンパないボリューム感ですね！　ご飯から揚げ物から、少食の人なら2食分はありそうな量です。昨今は高級のり弁が流行っているとも聞きますが、かつや流のり弁やいかに！？

「かつやの海苔弁」をテイクアウト

ドーン！

ドドーン！

店内で食べると869円の「かつやの海苔弁」は、テイクアウトだと853円です。弁当屋さんで海苔弁というとお安めのコスパ抜群メニュー的な位置づけですが、かつやの海苔弁は主役級です。

だって、これですもの。

ドーン！

ドドーン！

もちろん事前情報としては揚げ物がたくさん入っているのは知っていたのですが、いざ実物を目にするとインパクトがあるというか、なんというか。かつやらしい「かつやの海苔弁」になっとるわけです。

入っているおかずリストです。

・ちくわの磯部揚げ
・鶏のから揚げ
・赤ウインナー
・かつやオリジナルのポテトサラダin厚ぎりハムカツ
・エビフライ

実にかつやらしい5種の具材を盛りつけたボリューム満点の「のり弁」です。

一般的に「のり弁」というと、ちくわの磯辺揚げ、白身魚のフライ、唐揚げくらいだと思うので、この規格外の感じが伝わるのではないでしょうか。

というか「ミックスフライ弁当」を名乗るべきなのでは！？

なーんてことも、勢いよく思ったりするのですが、しかしのり弁の矜持もしっかりと持ち合わせています。

なかなか存在感のある大ぶりな海苔に包まれしご飯。この御飯山もけっこうな標高を誇ります。裾野まで含めれば丼飯くらいの量があると思われます。

ちらりと海苔をめくると、のり弁らしいおかかが！　このおかかも量が多いので、多いご飯との相性も抜群。

揚げ物を食べ続けた口直しに、ご飯とおかかでさっぱりできますし、なんならここが「のり弁」の本体ではありませんか！

プライド・オブ・のり弁！

イヤッフー！

ポテトサラダin厚ぎりハムカツ！

エビフライ！

赤ウインナー！

ちくわの磯辺揚げ！

鶏の唐揚げ！

そうだ、ここは「かつや」だったんだと気づかせてくれる“揚げ物充”なランチタイム。

個人的には、揚げた赤ウインナーが大好き。ちょうど1年前の2022年5月に発売されて話題沸騰だった「大人様ランチ」を彷彿とさせるメニューでした。

このパワフルな「かつやの海苔弁」を食べきったら、かーなーり、元気が出ると思いますよ！　揚げ物、パワーーー！

ごちそうさま！！！！！