Jリーグ”実際のプレイ時間”が最も長いのは浦和レッズ

2012 04 18 1113

「実際のプレー時間」最長は浦和 パスサッカーが要因という記事がありました。なかなか面白い調査データですね。

Jリーグは17日、試合中にプレーが途切れた時間を除いた実際のプレー時間である「アクチュアル・プレーイング・タイム(APT)」の今季J1第5節までの数値を発表した。

プレイが途切れるというのは、ラインを割ってスローインになったりしている時間を除く、という感じでしょうかね。

サッカーは1試合あたり90分なのですが、このAPTが、

・J1の1試合平均は54分44秒
・最長は浦和レッズ(60分15秒)
・最短はベガルタ仙台(50分31秒)

という結果になったそうです。つまり、浦和レッズとベガルタ仙台では、実際にプレイしている時間が10分も違うということなのですね。

なお「過去4年(08~11年)の年間最長クラブはペトロヴィッチ監督が率いていた広島」ということで、ミシャ監督のサッカーはプレイ時間が長い、ということがはっきりと分かります。

そのことに関してミシャ監督は「やみくもに外にボールを蹴り出すのではなくGKを使ってパスをつなぐのが私のサッカー。このスタイルがAPTが長くなる要因かな」とコメントしたそうです。

今シーズンの浦和レッズの試合を観ている人なら分かると思いますが、ディフェンスラインでじっくりボールを回してから攻撃に入ります。その際に、ゴールキーパーに戻ることもしばしばです。

もちろん、そうした先述は狙い通り、ということなのですね。

インタビューでも次のように答えています。

もう一つは、皆さん、我々のトレーニングを見ていても分かると思いますが、ゲームをやっていても、ファウルといってゲームが止まることはありません。よく試合であることですが、選手が何でもないシーンで、必要以上に痛がってアピールをすることがあります。その後、普通に立ち上がってプレーしている選手が多くないですか?すごい大ケガをしたかのような振る舞いをした後、メディカルの人が水やスプレーをかけたらすぐにフィットする。それがただの水、ただのスプレーなのかどうかは分かりませんが。選手は学ぶべきところもあると思います。