ナビスコカップ予選リーグ第3節は、埼玉スタジアムにセレッソ大阪を迎え4月の寒空の元、行われました。矢島の初ゴールがあったものの、残念ながら1-4での敗戦です。
週末に大宮アルディージャとのリーグ戦を控えていますから、この試合は若手中心となりました。小島、矢島、宇賀神、高橋、濱田など。
はっきり言ってしまえば、リーグ戦でなかなか出場機会を得られない選手には、それなりの理由があるのだな、ということが分かる試合でした（逆に平川だったりの凄さがよく分かりました）。
ただ、そうした若い選手たちも、試合での経験を積まなくてはなりません。今節は週末にダービーを控えていたこともあり、若手の成長の場として割り当てられたのでしょう。
そんな中、小島の視野の広さは改めての収穫でしたし、矢島の初ゴールも今後に繋がるものでしょう。
宇賀神、高橋、濱田あたりは調子が上がっていなかったのでしょうか。レギュラーで出場している選手たちとの差が、身にしみて分かったかもしれませんね。でも、ここからです。
むしろ、リーグ戦の調子が良すぎるのです。そしていつか、負けもやってくるのです。（ナビスコ杯を軽視する訳ではありませんが）それがナビスコ杯で良かったな、と思います。
昨年、降格争いまで演じてしまった訳ですし、二兎を追う者は一兎も得ず、です。
原口はキャプテンマークを託されましたが、気負って空回りしてしまっているようでしたね。また、足を止めたり、強引に行ってしまったり、託された責任を考えてみて欲しいところ。
しかし、慌てず、じっくり見守りましょう。スタンドからも、温かい拍手と声援が送られました。
途中出場した柏木、阿部の良さもよく分かりました。止める、蹴る、走るという基本的な技術のレベルが圧倒的に上なのですね。
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浦和レッズ１－４（前半１－２）セレッソ大阪
得点者：11分 清武弘嗣(C大阪)、42分 矢島慎也、45分 藤本康太(C大阪)、49分 ブランキーニョ(C大阪)、81分 播戸竜二 (C大阪)
入場者数：16,533人
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矢島慎也
「得点は良い位置に入れたので、それがゴールにつながったと思います。原口君がああいうシーンを作り出してくれたので、感謝しています。１点を取った後に、もう１点を取りに行くという姿勢を見せたのは、原口君だけだと思ったので、１点だけではなくて、そういう姿勢を出すことが大切だと思いました。
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「元気は非常に才能のある選手です。浦和のアカデミーから育ってきた選手で、将来的にはクラブを代表する、そしてチームを引っ張っていって欲しい選手です。ケガ明けで、リーグ戦のほうではスタートからは出ていない状況でしたが、そういった中で彼がキャプテンマークをつけて、チームを引っ張るという責任を持って戦う。彼自身のモチベーションを上げるためにも、という意図を込めてキャプテンをやってもらいました」
