水曜日の試合から短い期間で次の試合に。これだけ間が短いと、あまり布陣もいじることができないでしょう。高原を下げてセルを入れた感じでしょうか。
結果は残念な1-2での敗戦。やはり先制点を取られるというのは痛いですね。自分たちのゲームができなくなりますから。せめて0-0で推移してくれると良いのですが。
2009年8月22日(土)19:04キックオフ・広島ビッグアーチ
試合結果
サンフレッチェ広島2-1(前半2-0)浦和レッズ
得点者:26分槙野(広島)、42分柏木(広島)、68分闘莉王
入場者数:27,113人
相変わらず勝てずに6連敗。監督はもとより選手たちもどうして良いか分からない状態かもしれませんが、今は自分たちがやっていることを信じるしかないですね。
シーズンに入る前に体力測定をして、フィンケ監督が体力のなさに驚いたという話を目にしましたが、例えば広島戦のスターティングメンバーを見ると‥‥
23 都築龍太
6 山田暢久
2 坪井慶介
22 阿部勇樹
14 平川忠亮
3 細貝萌
13 鈴木啓太
10 ポンテ
24 原口元気
15 エスクデロ セルヒオ
17 エジミウソン
原口元気以外は、去年と同じじゃないですか。去年て、あれだけボロボロだった訳じゃないですか。
今シーズンも調子が良かった時は、もちろん研究される前でしたけど、山田直輝や高橋峻希が走りまくっていたじゃないですか。
つまりはそういうことなんだと思います。フィンケ監督のコンビネーションサッカーには絶対的な運動量が必要です。しかし、去年からいる選手は走れない。半年やそこらで走れるようには、ならない。
もちろん補強をしていればこんなことにはならなかったのかもしれませんが、完成された選手はなかなか取れないでしょうし、シーズン序盤は現有メンバーでも勝てていた訳で。
とはいえ、このメンバーでは今シーズンは走りきれなさそうということもはっきりした訳で、そろそろ補強の一つもあるのではないかと思います。負けている現状は厳しいですが、それでも現有戦力の見極めはできたと思います。
強かった時の浦和レッズには、ワシントンや長谷部がいたのですよ。強力な外国人フォワードと、日本に帰化した選手と、そして数人のデキル日本人選手と。
とはいえ、試合内容がボロボロかというと、決してそうでもないんですよね。徐々に調子は上がってきていると思います。何より欲しいのは先制点ですね。それで変わる気がします。
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ここは本当に正直に皆さんにお話ししたいのですが、私たちの選手でセルヒオという、まだまだ非常に若い、これから経験を積んでいくだろうという選手がいます。彼が相手のペナルティーエリアに侵入したときに、実際にファウルされたわけですけれど、ファウルをされながらも倒れなかった。それで何とかして立ってボールを奪おうと、ボールを持ってドリブルしようと戦ってプレーを続行したわけですが、本当ならばこれは倒れるべきだったと思っていますし、何とかして彼が倒れないでプレーを続けたことによって、私から彼には個人的には『フェアプレー賞』、『フェアプレーのメダル』を与えようかなと考えていますが…。しかし実際に、彼がしっかりとファウルされていたのは事実でしたので、本当ならばこれを私たちのために生かすべきだったと思っています。そうすれば、今日の試合で私たちは引き分けることも十分できていたわけですから
だが、鋭い縦パスとサイドチェンジについていけず、前半26分と42分に失点。坪井は「先制点を奪われて精神的に厳しくなった」という。後半開始からは高原と闘莉王を投入し、DF陣もハーフライン付近まで上がる猛攻に出た。同23分にはFKに闘莉王が頭で合わせ、2戦連続ゴールで1点差。シュート数でも相手を上回る14本を浴びせた。それでも、最近の5試合で3勝2分けと好調な広島から勝ち点を奪えなかった。
後半23分、FWエスクデロ・セルヒオのFKに頭で合わせてゴール。1点差に詰め寄ったが、追加点を奪えず6連敗を喫した。「相手に少しでもプレッシャーを与えられればと思っていた。まずは体を治して、チームの連敗を脱出させるために、全力でやるしかない」と再起を誓った。
23日に試合を残す首位・鹿島との勝ち点差は、J2降格圏に沈む16位・千葉の勝ち点差と同じ13で、首位と降格ラインの中間地点まで低迷。闘莉王は「連敗を止めるために頑張るしかない。心苦しい」と肩を落とした。橋本社長は「チーム状態が上向くことを信じている」と必死に前を向いたが、負の連鎖は止まりそうもない。29日の次節・神戸戦は闘莉王が出場停止で、連敗脱出への光は見えてこない。
連敗街道に入って以来、指揮官の求心力は一気に低下していた。21日には、DF闘莉王が「(中盤での途中起用に)納得していません」と不満をあらわにするなど、チームは一丸になれずにいる。後半、闘莉王をボランチ、高原を2列目に投入して攻め急いだが、後半23分、FKから闘莉王が頭で決めた1点のみ。闘将頼みの攻撃に高原は「全体的にバラバラで連動がない」と攻撃のアイデアが枯渇していることを明かした。
前半に2失点を喫し、山田暢は「最初がよかっただけに苦しい失点」と嘆き、高原は「バランスを考えないと駄目」と苦言を呈した。
お先真っ暗だ。02年以来のリーグ戦6連敗。フィンケ監督はFW高原を外して20歳のエスクデロを先発起用したが、後半投入したDF闘莉王がFKを頭で決めた1点だけで、連敗は6に伸びた。指揮官は「彼(エスクデロ)の後半のプレーに怒りを感じた。ペナルティーエリアに入ってファウルされても倒れなかった。倒れるべきだ。個人的にフェアプレーのメダルを与えたいね」と責任転嫁した。
序盤は圧倒した。前線から激しい守備で追い回し、ボールを保持しながら攻め込んだ。だが得点を奪えないまま、サイドにできたスペースを狙われ、前半に2失点。山田暢は「最初がよかっただけに苦しい失点」と嘆き、高原は「バランスを考えないと駄目」と苦言を呈した。