Jリーグ第16節 浦和レッズ v.s. モンテディオ山形[2009]

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アウェイ山形に乗り込んでの試合。先制され追い越しさらに追いつかれるという厳しい流れでしたが、試合を決めたのは高原直泰の2発でした。完全復活と言っても良いのではないでしょうか。

Jリーグ第16節vsモンテディオ山形

試合結果
モンテディオ山形2-3(前半1-1)浦和レッズ
得点者:24分古橋(山形)、44分エジミウソン(PK)、47・82分高原、79分宮崎(山形)
入場者数:20,102人

前半はいつものコンビネーションサッカーは鳴りを潜めました。サイドバックを突かれていたような印象でしたが、どうだったでしょうね。むしろ良いコンビネーションを見せていたのは山形でした。

そんな中、前半終了間際にエジミウソンのPKで追いつけたのは良かったと思います。

そして後半。西澤代志也とポンテが投入されると、流れが変わります。西澤代志也の積極的なオーバーラップに、ロビーの非凡なパスワーク。

相手のゴールエリア周辺でパス回しを続けて様子をうかがっていたところで、高原がゴール前に侵入して行きます。ディフェンス二人の間を突破し、ニアの本当に狭いところにシュート。

これまでだったら倒れていたような場面も倒れなくなり、本当に力強さを感じます。

2点目もまた圧巻で、闘莉王のシュート性のボールをゴール前で頭を出して方向を変えてシュートです。これまた「高原でないと」という風なゴールでした。

海外移籍も封印したようですし、さらに「浦和レッズの高原のゴール」が堪能できる訳ですね。

鹿島アントラーズが独走しているように見えますが、シーズンはまだまだ続きます。暑い夏も待っているし、何よりケガ人も出るでしょう。ずっと独走態勢というのは厳しいはず。

そのためにも、浦和レッズも落とせない試合が続きます。ベテランと若手の融合でさらなる勝利を!

フィンケ監督のコメントです。

そしてこれが私の方から最後のコメントになりますが、そろそろ観客の皆さんも、高原とエジミウソンが一緒にプレーすることができる、同時にピッチに立って、一つのチームの中でプレーすることができるということを感じるようになったのではないでしょうか。私がここに来たときには、とても多くの方々から、『この2人の選手はとても合わない、同時にピッチに立たせるべきではない』という話がよくありました。しかし、このような形で2人がとても優れたプレーをするようになりましたので、それまでそのような意見を持っていた方も意見を変えたのではないでしょうか。そして実際に観客の皆さんも、今日のような形で2人はとてもいいプレーができるということを見ることができたのではないでしょうか。

ちなみに、坪井と山田暢久が欠場してたんですよね。

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