ツイッターの成長に陰り フェイスブックと明暗という記事がありました。Facebookが四半期として過去最高益を更新したのに対し、Twitterは株式上場後に一度も黒字化したことがない、と。
米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブックが4日発表した2015年7~9月期決算は、四半期として過去最高益を更新した。一方で、ツイッターは、13年11月の株式上場後の四半期決算で一度も黒字化していない。
確かに、ここ数年のTwitterは迷走していたというか、もちろん黒字化しないといけないわけですけど、そちらばかり向いてユーザーやサードパーティーがおざなりになっていたというのはあるかもしれませんね。
Twitterは情報発信収集のためのツールで、本来的なつぶやきや日記的な部分はFacebookに吸収されているなぁ、というのは感じます。そうなると、接触する機会が増えるのはFacebookですよね。
投稿がシャッフルされるハイライト機能などもTwitterのタイムラインに慣れていると気持ち悪かったのですが、慣れてしまいました。精度が高いか低いかは別として、なんとなく見た方が良さそうなもの、見なくても良いものが選別されている気がしますし。
赤字幅は前年の同じ時期の1億7546万ドルから減ったが、株価は上場時より3割も下がった。平均の月間利用者は3億人を超えたが、伸びは今年に入り10%台で、13年に約4割あった伸びにはほど遠い。
ただ、Twitterがない世界も考えられないんですよね。CEOが交代し、なんとなく新しい風が吹き込むのでは、という期待もあります。頑張って欲しいな、Twitterには。