千葉市「千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」策定

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千葉市が、職員がブログやツイッターなど、いわゆるソーシャルメディアを使って情報発信する際の注意事項をまとめたガイドラインを策定しています。

千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」として、ウェブで公開されています(閲覧はPDFが必要)。

それによると、

ツイッターやブログに代表されるいわゆるソーシャルメディアは、今や国民の生活に おいて欠かすことのできない重要な情報手段

になっているとし、千葉市も今後の市民と行政の相互関係の構築にあたって「重要な手段」と考えているとしています。

しかし一方で、

不正確な情報や不用意な記述が意図しない問題を引き起こし、社会に対し多大 な影響を及ぼした企業の例など、リスク対策をしっかり行わなければならない面

もあるとし、ソーシャルメディアの利用者が特性や社会的規範を十分に理解する必要があるとしています。

その上で、今回の千葉市「千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」が策定されたということです。

ガイドラインは次の5項目からなっています。

1. ソーシャルメディアの定義

2. ガイドラインの必要性及び目的

3. ガイドラインの適用範囲

4. ソーシャルメディア利用に当たっての基本原則

5. ソーシャルメディアを利用して千葉市行政に関する情報を発信する際の留意事項

このガイドラインは「職員としての身分を有する者に対して適用されます」ということです。

「一度ネットワーク上に公開された情報は完全には削除できないことを理解しておく必要があります」や「千葉市のセキュリティを脅かすおそれのある情報を発信してはなりません」など、非常にシンプルにまとめられていて良い感じですね。

企業や自治体のソーシャルメディア利用にあたって、このガイドラインが参考にされるケースが増えそうです。

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