Twitter改めXの買収から1年でトラフィックは14%減と調査会社が報告

X similar

Twitter改めXがイーロン・マスク氏に買収されてから1年で、トラフィックは前年比14%減、アメリカ国内に限ると19%減であると調査会社が報告していると、TechCrunchが伝えています。

One year post-acquisition, X traffic and monthly active users are in decline, report claimsという記事です。

According to data from market intelligence firm Similarweb, X’s global website traffic was down 14% year-over-year in September, and U.S. traffic was down by 19%.

この調査報告はSimilarwebによるもので、2023年9月のXの世界的なウェブサイトのトラフィックは前年比14%減、アメリカでは19%減となっているそうです。約20%減が事実だとすると、かなりの減少です。

イギリス(-11.6%)、フランス(-13.4%)、ドイツ(-17.9%)、オーストラリア(-17.5%)など、各国でトラフィックは減少しています。なお、Xのトラフィックの約4分の1はアメリカが占めています。

これは2023年9月に限った話ではなく、長期的傾向になっているということです。あくまでもSimilarwebによる推測値ですが、Xにとっては全く嬉しくない調査報告となっていますね。

3年前にはニューヨーク・タイムズのTwitterからのトラフィックは3〜4%あったものが、現在は1%以下にまで減少しているということで、表示に時間をかけたり、見出しをなくしたりといった、Xの施策の効果が出ているようです。