成田空港の第3ターミナルで、リチウムイオン電池の機内持ち込みを巡り乗客とジェットスター社員の間でトラブルがあったようです。リチウム電池持ち込みでトラブル=LCC社員殴った容疑で逮捕-千葉県警という記事になっていました。
同署などによると、同容疑者がケアンズ行きの便に搭乗しようとした際、カウンターで預けたスーツケースにリチウム電池が入っているのがエックス線検査で判明。社員が声を掛けたところ怒りだし、殴り掛かったという。
これはLCCだとかジェットスターに限った話ではありませんが、リチウムイオン電池は機内に手荷物としては持ち込めますが、預け入れ荷物には入れないのですよ。うっかりスーツケースに入れて預け入れ、というのはありがちなミスだと思いますが。
まあ、なんで怒り出したのかは理解に苦しむところですが、声をかけて殴られてしまった社員は大変でした。殴ったとされる当人は「殴っていない」と容疑を否認しているということですが。
で、なぜリチウムイオン電池を預け入れることができないか、という理由に関しては、発火する可能性があるからなのですね。リチウムイオン二次電池の異常発熱問題 – Wikipediaというものもありますが、もし飛行機の貨物室でリチウムイオン電池が発火したら‥‥なんてことを想像すると、とてもじゃないですが、預け入れようとは思えなくなります。
今やスマートフォンを使っている人の多くが持っているだろうモバイルバッテリーですが、便利な反面、危険性もあるのですね(誰にでも発生するものではありませんが)。
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