中国産ウナギを「四万十川産」と偽り販売という記事より。
茨城県は4日、中国産のウナギを「四万十川産」と、北海道産や熊本産などの和牛を「米沢牛」と偽って販売していたとして日本農林規格(JAS)法に基づき、食品加工・販売会社「サンシロフーズ」(茨城県神栖市、解散)に表示の是正を指示した。
中国産のウナギを「四万十川産」とし、さらに北海道産や熊本産の和牛を「米沢牛」などと偽って販売していた「サンシロフーズ」に、茨城県が是正を指示したというニュースです。
実は「サンシロフーズ」は楽天市場に出店していたショップで、既にサイトは閉じられています。
ウナギのかば焼きを中心にインターネットの通信販売で同年6月からの1年間で約6000万円の売り上げがあったが、今年5月に商品の販売をやめ、6月に解散。
2006年に設立され、既に2008年6月には解散してしまっているそうです。
販売価格を高く表示した上で値引きしているように見せかけるなど、価格表示にも問題があったそうで、かなり悪質な感じです。
産地偽装:中国産を四万十産と表示 サンシロフーズ、偽装否定後に解散 /茨城という記事によれば、
看板商品だった「四万十川産特上うなぎ 特大2枚セット」(2880円)は、07年に「楽天市場」が扱った約89万商品の中から、口コミなどで決める「グルメ大賞」の水産物部門で1位を獲得。
ということで、かなり有名なオンラインショップだったということです。
ただ一方で「四万十川産ではない」という指摘もあったそうで、指摘していた方のサイトには「さんざん楽天に文句言ってたのに無視されました数年間」というコメントが。
楽天市場水産物のグルメ大賞に選ばれていたウナギだけに、信じて購入していた人はショックでしょうね。
また、楽天市場グルメ大賞だから安心‥‥ではないことも、明らかになってしまいました。
これだけ食品の問題が騒がれているのに次から次と問題がでてきて、きっとまだまだあるのでしょうね‥‥。
島田直季社長の父親は神栖市にあるホテルのオーナーで、オンラインショップは「一族のサイドビジネス」とのこと。
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県によると、同社は昨年5月からの1年間で、「四万十川産」と表示した冷凍ウナギのかば焼き約1万2600パック(約3600万円分)、「米沢牛サーロイン」と表示した983パック(約260万円分)をインターネットを通じて販売した。