
「IFTTT」というサービスをご存知でしょうか? 例えば、TwitterのツイートをファボしたらEvernoteに保存する‥‥といったような、サービスとサービスを連携することができるサービスです。そのヤフー版として「myThings」がリリースされました。
myThingsは、IoTプロダクトやWEBサービスを組み合わせて、あなたの毎日を便利にするアプリです。
「○○をすると△△する」を繋ぐアプリと考えると、理解しやすいでしょうか。
こちらの動画を見ると「○○をすると△△する」というのが分かりやすいかと思います。

ヤフーとしては「myThings」というプラットフォームを提供し、そこにたくさんの企業が参加すると便利な未来‥‥がやってくるはずです。

ヤフーのサービスを始めとして、Twitter、Facebook、Dropbox、Evernoteなど、すでに29種類のチャンネル(サービス群)が参加しています。
ただ、この手のサービスで面白いのは、やはりネットの外に飛び出してハードウェアと繋がることではないかな、と思います。デモ動画にもありますが、雨が降ることを教えてくれる折りたたみ傘のように、リアルと繋がってこその面白さがあるのではないでしょうか。
そのために「IDCF Cloud」というものも用意されています。自作デバイスとmyThingsをつなぐことができる唯一のプラットフォームだそうです。
「IFTTT」も日本ではユーザーは増えていると思いますが、こうしたモノとインターネットが繋がる「IoT(Internet of Things)」との取り組みはまだまだこれからだと思うので、うまく「myThings」がユーザーを増やしていくことができるかもしれません。
追記:【Misfit】「myThings」と連携!指定した歩数をクリアするとTwitter/Facebookに投稿するレシピという記事を書きました。
「IFTTT」に関しては次のような記事を書いていますので参考にしてください。
▼「ifttt」ネットのタスクをアレコレ自動化できる超便利サービス
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▼家電とウェブサービスがつながる ヤフーがIoTのためのアプリmyThingsを公開 – 週刊アスキー
デバイスには、フランスのIoTメーカーNETATMOの『ウェザーステーション』、国内ハードウェアスタートアップのユカイ工学のコミュニケーションロボット『BOCCO』などが参加する。将来的にはシャープのロボット掃除機、冷蔵庫、ヘルシオなどの家電も使えるようになる。
▼ヤフー、IoT事業を本格始動–「API」集約プラットフォームや個人向けアプリ – CNET Japan
当初連携している製品/サービスは、シャープやソフトバンク、インテル、マイクロソフトなどの企業が提供するものをはじめ、Gmail、YouTube、Facebook、Twitter、Evernote、Dropbox、Slack、はてなブックマーク、スマートフォンを鍵にしてドアの開け閉めができる「Akerun」など。
▼モノとWebをつなぐ開発支援プラットフォーム「myThings」、ヤフーが公開 – ITmedia ニュース
開発者が自作デバイスとも連携できる仕組み「IDCF Cloud」をヤフー子会社のIDCフロンティアと協力して用意。温度や湿度などの計測データをリアルタイムにクラウドサーバに送信し、SlackやSNS、メールなどで常に確認したり、一定の閾値を越えたらアラートを飛ばすといったことができる。